ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

南アのシャトーマルゴーを呑みながら映画・摩天楼を語る棟梁

2011-01-03 10:18:53 | 友人

 先日「いくらを訪ねて」の作者・伊倉さんと、東京生まれの東京育ちで気の合う年配の棟梁と3人で、フランスのシャトーマルゴーを呑もうということで集まったんですが、仏産のワインというのは私の聞き違いで、南アフリカのケープルージュの赤でした。

 それでも滅多に南アのワインは、呑むこともありませんでしたので、とりあえず南アのシャトーマルゴーということで、3人でお馬さんの話や映画の話、将棋の話をして楽しみました。

 棟梁は駅前の成城石井でブルゴーニュルージュとカマンベールチーズを買って来て、酒宴を盛り上げてくれました。

 私が建築のデザインを心がけるようになった、ゲーリークーパー主演の映画「摩天楼」について話題が変わると、棟梁がとつとつとそのあらすじを話し始めたのです。 古い映画のDVDは500円位で、市販されているのですが、どういうわけか「摩天楼」は、まだ安価に市販されてはいないのです。

 私の中学生時代の記憶では、ゲーリークーパー主演の建築家が、自分の思ったように建てられていないということで、建物を爆破してしまうという。 そんな建築家という職業に強烈な印象を持ち、それ以来大学は建築学科を受験しようと、決めていたのです。

 棟梁は、私のアバウトな記憶は論外とばかりに、その詳細なあらすじを解説するではありませんか。 映画が好きであったからこそ、その記憶が消えないのだと、改めて棟梁に頭が下がる思いがいたしました。

 そんな話も盛り上がり効果をあげ、南アのシャトーマルゴーとブルゴーニュルージュを、美味しく呑むことができました