ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

どんな時でも肩のの力を抜いてリラックス

2007-11-25 03:51:53 | 座禅
 胡座を組んでの座禅を行うときには、肩の力を抜いてリラックスして行います。 頭のてっぺんが、天から引っ張られているような感じで、上体を維持します。 座禅を続けていると、この状態が一番楽な姿勢だと分かってきますから、普段の生活でも、ソファーに座るときでも畳に座るときでも、胡座を組んで座ることが多くなりました。

 逆複式呼吸をしながらの座禅をしているときでも、リラックスしているはずですが、首だけは凝ってきます。 そのまま続けていると結構、首が凝り固まってしまいますので、意識的に20分に一度ぐらいは、左右に首を振るようにしています。

 座禅を始めた当初、話に夢中になって肩に力が入っていたり、イスに座って仕事をしているときでも、いつも肩に入っているかどうかを、意識的にチェックして、肩を震わして肩の力を抜いたものです。 

 今でも、座禅の最中に手を合わせている指先などに、ちょっとした力が入っていないかどうかを、雑念の中で気にしたりします。 どんな場合でもリラックスしていることが、とても大切なことなのです。

 余り考えたことはありませんが、どこかに力が入っていると、何らかの力が入ってしまっていて、長く続けられないとか、どこかが凝ってしまうとか、何かを素直に受け入れないものを作ってしまうのかもしれません。 

 ことほど左様に、肩の力を抜いていつもリラックスしているということは、日常生活でも、とても大切なことなのかもしれません。