ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

イメージによって体に微妙な変化が

2007-08-01 10:44:05 | 座禅
 座禅(静功)を始めた当初は、呼吸に意識を集中して行いました。 私の場合は、知らず知らずの内に逆腹式呼吸をしていました。

 口をつむんで鼻だけで息をします。 軽く吸ってゆっくり体の中へイメージで息を吐きます。 臍下にあるといわれている臍下丹田が、活性化するように念じながら。 臍下のどこにあるかも分からずままに。

 ものの本に、人工衛星から地球をみて、そこから次第に離れていき、最後は殆んど見えなくなり、宇宙に自分ひとりがポツンといるイメージ。 耳がキーンとしてきます。 宇宙に繋がっていくような雰囲気になります。

 光をイメージし、光の放射を浴び、次に光に包まれ、最後は光と一体に輝くイメージ。 温かく包まれているような雰囲気になってきます。 体の中に流れる気も光に包まれることによって、微妙な動きをしてくれます。

 きれいに咲く蓮の花をイメージし、自分がその上で座禅をするイメージをします。 蓮の花がどのような意味があるかは分かりませんが(観音様や仏様がよく蓮の上に立ったり座ったりしている姿を見ます)、やはり体の気が微妙に変化をします。

 眩いばかりの光や,優しく包み込むような光は、きっと意味のある事ではないかと感じます。 大宇宙に自分ひとりがポツンといるイメージは、無、無心のイメージに繋がるものと思っております。

 ただ、単純に呼吸を意識しながらイメージしていきますと、何かを感じてくるというのは、とても不思議に感じることです。 私達人間は、もともと宇宙のエネルギーである(目には見えませんし、まだ解明されてはいない素粒子の集まりではないかと考えています)気を感じながら生活(生きていた)していたのではないかとも感じます。