禅宗のお寺で座禅の会を行なっている場合、座禅の時間は長くて45分、短くて20分ぐらいが多いように感じます。 私は禅寺で座禅の会jに参禅したのは2ヶ所しかありませんが、ネットで検索しても、1本のお線香が燃え尽きる時間が45分になっていることからも、想像できます。
修行をされた和尚さんのお話から、45分間の座禅を途中休憩を入れて、断続的に行うと云うお話も聞いておりました。
私は自分の体験から座禅の真髄は、心身共に深層部まで静かな状態にすることに、意味があると感じております。
ここでの深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸、吐く息をイメージで体の中へ吐き入れる呼吸を行いながら、意識を呼吸だけに意識を集中して胡座を組んで座禅を行います。 感覚的に45分ぐらい過ぎると、一定程度静かな状態になりますが、更に時間が経過すると共に、静かな状態が継続するのです。
長く吐く呼吸も、実際に呼吸を行なっているかどうかも分からなくなり、体内に流れる気の動きも当初ぎこちなく堅い動きだったものも、ゆったりと静かに滑らかに流れるようになって来ます。
私は幸いにも、生まれて初めて胡座を組んで、静功の会に参加した時から、1時間真っ暗闇の中で座り続けておりました。
初心者だからこそ最低1時間の座禅を続けることが大切なのですが。 45分間、断続的に座禅を行なっても、静かな状態にするには、また一からスタートしなければならないのです。
意識を集中しながら1時間の座禅を通して、崇高な至福感を感得出来るのですが。 座禅の素晴らしさを改めて、感得することになるのですが。