フィーチャーフォンの時からお馴染みの音楽配信サービス『music.jp』や、女性向けアプリ『ルナルナLite』を手掛けているエムティーアイさんへ行って来ました!
この日、いろいろお話ししてくださったのは広報の平井淳子さん。
中々知ることのできないアプリ制作の現場や、エムティーアイさんの取り組みについて聞くことができました。
それでは、その一部始終をお伝えします!!
※本文中の敬称については略させていただきました。
【スマホ部】:music.jp・ルナルナといえば、フィーチャーフォンの時代から多くの人が利用し、スマホになってからもすぐにサービスを開始されましたが、中々大変だったんではないでしょうか?
【平井】:じつはmusic.jpがスマートフォンサービス対応したのはかなり早く、2010年7月から始まっています。お客様からの「今度スマホに機種変更するんだけど、これって使えるの?!」といった声に応える形で自社でシステムを構築して、フィーチャーフォン時代のサービスをスマホ対応していきました。おかげ様で、現在ではフィーチャーフォン、スマートフォン関係なくほぼ全てのサービスを楽しんでいただけるようになっているんです。
【スマホ部】:おぉ!それはスゴイですね!! そんな大変な作業を自社でまかなえるというのは、高い技術力が必要ですよね?
【平井】:えぇ、早い段階から優秀なエンジニアの確保・育成というのは必要だと感じていました。他社に先がけてサービスを提供することができたというのは、そういった取り組みが大きかったですね。ちなみに、現在はさらに進化して『music.jp PLAY』というサービスをスタートさせました。ダウンロード購入はもちろん、PCの中にある音源を管理できます。またダウンロードファイルもAAC方式なので、殆どのスマートフォン・タブレットで機種変更をしても、何度でも楽しんで頂けます。
また、ダウンロード購入以外に、定額で楽めるサービス『ストリーミング配信』も早い時期から始めました。まずは洋楽中心のサービス展開ではありますが、こちらも多くの人に利用してもらえるよう、良いサービスにしてきたいですね。今後もmusic.jpを中心に様々なサービスを展開していきたいと考えています。乞うご期待といったところです(笑)。
【スマホ部】:スマホ部のユーザーには音楽に関心の高い方が多いので、今後の展開が非常に楽しみです!
【スマホ部】:ルナルナもフィーチャーフォン時代から人気の高いサービスですよね?
【平井】:はい。こちらは女性のための健康アプリとなってまして、フィーチャーフォン時代から今まで数多くのバージョンアップを繰り返し、より正確により簡単にどなたでも使えるように調整をしています。蓄積したデータから体調管理するものなので、フィーチャーフォン時代から使っていただいている方のデータも引き続き、スマートフォンで使えるようになっています。また、機能を追加したり改善していく上で大切になってくるのがお客様の声です。お問い合わせはもちろんですが、各アプリマーケットでのレビューもチェックし、より便利で使いやすいサービスを追求しています。
【スマホ部】:各アプリマーケットのレビューまでチェックしているというお話しは、とても心強いですねぇ。
【平井】:そうですね。中には耳の痛いご意見もありますが、寄せられる声というのは現在のサービスを進化させるのに非常に大切です。新たに何かをスタートさせる際にも「本当にそれがお客様のためになっているのか?」ということを強く意識できますし、私達の技術力を向上させるためにも大切な事です。とても有り難いと一つ一つの内容に感謝しています。また、メールやレビュー評価だけでなく、定期的にグループ・インタビューなども開催し、生の声を直接お伺いしています。とくに『デコとも』というデコメのサービスでは、利用対象となる世代の皆さんとお話しさせて頂いています。特に学生さんというのは社内に当然ながらいませんので(笑)、こうしたグループ・インタビューを通じて聞かせてもらう內容はとても刺激的ですし、参考になります。
【スマホ部】:なるほどー! それにしても色々なサービスをされている印象がありますが、現在はいくつぐらいあるんですか?
【平井】:フィーチャーフォン時代からのものと合わせると、100以上のサービスを展開しています。スマートフォンになってからは、ゲームや電子書籍といったものの人気が高まってきています。スマートフォンになってから、ちょっとした空き時間に何かするという方が増えてまして、こうしたスキマ時間を有効利用できるものの需要がありますね。
【スマホ部】:やっぱり画面が大きいということも電子書籍の人気が高いのかな~? 電子書籍にはどういったものがありますか?
【平井】:フィーチャーフォン時代から『comic.jp』というサービスを提供しています。スマートフォンになってからは集英社さんや小学館さんなどの大手出版社さんからの作品も、多く取り扱いが可能になりました。他の電子書籍マーケットでは読むことのできない人気のタイトルが数多く揃っていますので、多くの人に楽しんでいただけるのではないかと思います。また、定額で小説読み放題のサービス『yomel.jp』というものもあります。どちらも毎月タイトルを追加していっていますので、長く楽しんでいただけることと思います。
【スマホ部】:う~~ん、本当にどのサービスも魅力的ですね! スマホの楽しさを幅広く伝えていきたいスマホ部としては、これからチェックを欠かさないようにします!!
【スマホ部】:様々なサービスを展開されていますが、今後はどのような事をお考えなのでしょうか?
【平井】:モバイルというのはPCよりも身近で常にそばにあるものだと思います。利用される人の一生をサポートしていける。一生、夢を持って楽しんでいられる。それが会社としてのゴールで、最先端のモバイル機器を通じて、人の一生に寄り添っていけるようなサービスを提供できればと思っています。それが私達のかかげる『モバイル夢工場』というものです。
【スマホ部】:だからこそ、多くのジャンルに取り組んでいるんですね!
【平井】:すでに提供しているサービスから新しいサービスが生まれてくることもあります。例えばルナルナからも多くのサービスが生まれました。ルナルナは女性向けのサービスですが、医療や介護の疑問に答えるというようなものであれば、男性の方にも使っていただける。あるサービスを基本にして広がりをみせていっています。これからも多くのコンテンツやサービスを生み出すことができればと思っています。
【スマホ部】:なんだか宝箱のような会社ですね(笑)。
【平井】:えぇ、今後もぜひ、エムティーアイにご注目いただければと思います。チェックすれば、必ずお客様にとって面白い、便利な、役立つサービスが見つけられる、そんな企業を目指しております!
【スマホ部】:これからも楽しいコンテンツ期待しています! 本日はどうもありがとうございました!!
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