臺灣と瀬田で數理生態學と妄想

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Unified Neutral Theory: Chapter Five (2)

2005-03-06 01:49:44 | 研究
前回は, metacommunityにおけるecological driftとspeciationの平衡状態として、種ランクー個体数分布関数を求めたところまで.

メタ群集における期待種数と、個体数分布関数のかたちを決めているのは二つのパラメータで 生物多様性指数 theta = 2*J*v とメタ群集サイズJである.

分布関数の形に注目すると

*Jを固定したとき:thetaは小さいと、種ランクと個体数の対数は、右下がりの直線的な関係になるのに対し(寒帯林に対応)、thetaが大きくなると次第にS字カーブを描くようになり(熱帯林に対応)、個体数ー種数曲線はlognormalに近い形になる。さらにtheta無限大では種ランクー個体数曲線はフラットな分布になる。

*thetaを固定したとき:Jを非常に大きくし無限大の極限をとると, 個体数-種数曲線はなんとFisherが観測・提案したlogseriesになる!無限大の極限での形には J =100,000くらいでもう近づくようである

*では、lognormalに近い形はどこで出るかというと、答えはlocal communityにて、ということで次にいよいよlocal communityでの分布型"zero-sum multinomial”の導出に向かう.

*ただし、metacommunityにおいても”分割"種分化を仮定するときにはlognormalになる(第8章)ことに留意.

どの空間スケールがメタ群集で、どれだけ小さければ局所群集なのか?には答えてもらえるのかな・・・.
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