ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の蔵棟木にかかれた模様(9)

2022-05-16 09:28:46 | 水戸

 今回は水戸でときどき見る名字が書かれた棟木です。それぞれの全国分布で、下のどれも茨城県が一番多い名字のようです。

 

大高(五平町)
 面取り型八角形の棟木に、篆書体(てんしょたい)で書かれているようです。茨城町の小字から出た名字のようで、大高姓では茨城県が一番多いようです。

 

小松崎(金谷町)
 これも面取り型の八角形で、文字や枠が盛り上がっています。この名字も全国総数の半分以上を茨城県が占めているようです。

 

立原(飯島町)
 上部が丸くなっていて、下は面取り、黒地に白文字で立原と書かれています。水戸では立原翠軒(たちはらすいけん)という彰考館総裁の名が有名です。鹿島市の小字が発祥だそうですが、全国の半分近くを茨城県がしめているようです。

 

檜山(酒門町)
 文字の黒色が落ちてしまったのでしょうか。二重丸の中に名字が江戸文字風に書かれています。常陸大宮の地名が元のようです。これも檜山姓では茨城県が一番多いようです。

 

弓野(田島町)
 これも面取りした八角形です。常陸起原の名字らしいとのことですが、そうとう珍しい名字のようです。全国檜山姓の半分以上が茨城のようです。

水戸の蔵棟木にかかれた模様(8)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水戸のガチャガチャ | トップ | 水戸藩主・徳川斉昭の話あれこ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

水戸」カテゴリの最新記事