ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のラン(4)

2024-08-19 21:49:37 | 水戸

シラン(三の丸)

シラン(水戸市植物公園 小吹町504)
 ラン科シラン属。漢字では紫蘭ですが、紫花ばかりでなく、白い花のシランも好まれているようで、よく見かけます。茎の一部が肥大化して貯蔵部になった偽球茎(ぎきゅうけい)は、白及(びゃくきゅう)といって、鎮痛、止血、慢性胃炎の漢方薬だそうです。(撮影 紫R6/5/11 白H29/5/7)

 

カトレア(水戸市植物公園 小吹町504)
 ラン科カトレア属。ラン科を代表する花だそうですが、写真はジャイラクドールという品種で、水戸市植物公園の植物館で開催されたラン展に展示されていました。着生植物で、木に張りつくようにして成長するそうですが、自分で光合成をしていて、寄生はしていないようです。(撮影 R5/2/25)*23/2/25カトレア ラン25 植物公園植物館

 

サギソウ(成就院池公園 大塚町)
 ラン科サギゾウ属。太い地下茎の先に球根ができて、それが年を越そうです。スズメガの仲間が(きょ)の中にある蜜を吸うための穴(写真矢印)が見えます。(撮影 R6/8/15)

 

トキソウ(水戸市植物公園 小吹町504)
 ラン科トキソウ属。花の色が鳥のトキにに似ていることが由来だそうですので、自生種は写真の園芸品種とは違って、もっと薄いピンクなのでしょう。自生種は環境省の準絶滅危惧種に指定されているそうです。山野草展で見ました。(撮影 R5/4/29トキソウ)

 

フウキラン(水戸市植物公園 小吹町504)
 ラン科フウラン属。フウキランは、富貴蘭と書いて、日本原産のランの一種だそうです。関東南部から西に自生するそうですが、これも環境省の絶滅危惧II類に指定されているそうです。着生ランだそうですが、江戸時代中期には園芸植物として栽培されていたようです。(撮影 H29/7/15)

水戸のラン(3)


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