この国を・・・48 : 続・十二月八日

2013-12-14 09:59:35 | この国を・・・
「教育委員会」を「形骸化」しようという動きがあります。《中央教育審議会》が、教育行政の「権限」を、「首長」に集中させるべきだ、との「答申」案を用意しているとの報道があります。「あまりにも・・・」という意見もあったため、従前どおりでよい、という意見と両論併記して、あとは政権に判断を任すのだそうです。しかし、行き着く先は見え見えです。
最近、「この手の『動き』」がきわめて多い、という印象を持っています。
法制局長官やNHK会長人事で、「身内」をもってくる。あるいは、非正規雇用問題についての審議会会長に経営者側の人物を置いて審議させる。
一見民主主義的手続きをもって、「偏った方向」、「一部の受益集団側に有利にもってゆこう」という「動き」の数々・・・。
それは、今年の初めであったか、「ナチスの手口を学んだらどうだ」という「発言」がありましたが、それを実行に移しているのではないか、と思わせるところがあります。
秘密保護法も、その一環、彼らにとって最も「重要」な位置づけなのでしょう。現に政権党幹事長は、メディアをびびらせるべく「発言」を繰り返しています。
秘密保護法に賛成した議員名を広く公表してくれ、という投稿がありました。これが、普通の人びとの感覚だと思います。

このあたりの「動き」について、radical に分析した記事を読みました。
毎日新聞の12月12日付夕刊「特集ワイド」です。
まことに明解、多くの方に読んでほしいな、と思いましたので、プリントアウトして(無断ですが)転載させていただきます

    新聞紙面のコピーでは字が小さく読みにくいと考え、「毎日jp」からプリントアウトしました。



原発再稼働や新設の動きも露骨になっています。
いったい、どこが、何が「安全になった」と言うのでしょう。除染廃棄物の中間貯蔵施設の設置でさえ容易ではない、というのに!

以下は、前回の再掲です。

時計の逆回しの《願望》は更に加速しそうです。のど元過ぎれば熱さを忘れ・・、人の噂も75日・・、これが彼らの《願望》の「拠りどころ」。
だから、私たちは、決して「歴史」を忘れてはならないのです。
時計の逆回しにブレーキをかけられるのは、十人十色の私たちです。
「王様はハダカだ」と言い続けたい、と思います。あきらめは禁物です。


求利より求理を!

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