待庵の実測図を「日本建築史基礎資料集成 二十 茶室」から転載・編集。
平面図は断面・展開の照合の便をはかり再掲。
前回の写真と照合のほどを。
ただ、前回転載した写真は、説明用のため、実際の視点からの見え方にはなっていない。
たとえば、にじり口から茶室内に入ったとき「床」を見るときの視線は、「床」を写した写真のそれよりもかなり下になる。その他の茶室内の写真も、いずれも視点が高い。狭いところで全景を撮るためにはやむを得ない。建築写真の難しいところ。
そこのところは、図面と照合して、想像で補ってください。