おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

循環社会

2006年04月26日 | Weblog
ガソリンの小売価格が1リットル131円を超えたと言う。
ゴールデンウイークの需要期を迎えるわけで、まだまだ上がりそうな気配じゃ。
参るねぇ~

昨夜どこぞのテレビで、スエーデンのある地方都市でメタンガスを利用した列車が走っておったのを放送しておった。
世界初だそうだ。

このメタンガス、牛の内臓から取り出したもので、値段も軽油並み。
高くない。
リサイクルというのか、循環型というのか、なかなか興味深い。

江戸時代は循環型社会の典型として、ある種の方々(ゴミおたくと言っては失礼か)がたいそう詳しい。
「おわい」というのだけれど、ようするにウンチにオシッコは江戸の町から農家に運ばれ肥料となった。
これで農作物を育て、江戸町民が食したという。

おわいは、第二次大戦後に占領軍(米軍)によって廃止された。
「そんな汚いもんで食いもんを育てるな!!」ってことだったよう。
でもって下水道は普及し、肥料はアメリカから輸入することになり、おかげで農業生産コストは高くなり、食物は外国からの輸入になってもうた。

さらには、腸内から回虫、ギョウ虫など共生しておった虫がいなくなり、各種アレルギーが人間様を襲うようになっちゃった。

どうやら、ニッポン固有の循環システム、けっこうよかったようじゃ。
もう一度見直してほしいもんじゃね。





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2 コメント

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Unknown (耳鳴芳市)
2006-04-27 08:54:15
「おわい」というの? 僕らは子供の頃「こえ」といっていた。「肥え」の意かな。

進駐軍により禁止になったというが、子供の頃、田舎では畑に肥溜めを作って「肥汲み」がリヤカーや馬で肥えを各家庭から集めて、肥溜に供給していたんだよ。

思い出が色々有り、小さな丘を畑にしている農家があり、斜面の中央に肥溜めがあったんだ。その丘は冬になると雪に覆われ格好のスキー場になるのよ。当然肥溜めも雪に覆われてどこにあるのか分からなくなる。------肥は発酵して熱を発生するので凍らないんだ。---

毎年数人がスキーでその肥溜にドボンよ。俺もジャンプして着地点が肥溜という事が一度あり、まあ壮絶な------。

田舎の思い出です。  
Unknown (おぢ)
2006-04-27 20:48:37
耳鳴りさま、こんばんわ。



>俺もジャンプして着地点が肥溜という事が一度あり、まあ壮絶な------



その時からでしょうねぇ、ウンが付きはじめたのは…

ウン命が変わったのね。

一度、落ちてみたかったねぇ~人生もう少し変わったかもね。



それにしても臭っさいのぉ~



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