おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ニンニクの酢漬け

2014年09月09日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス12度。

薄曇りで、西方向の空は晴れてますが、予報によると昼ごろから弱い雨だそうな。

秋の天気、変わりやすいことになってます。

そんなお天気の中、ハニーさんはきのうからひどい頭痛が続いておって、病院にも行ってまいりましたが回復いたしません。

以前から頭痛持ちなのですが、今回はちょいと違うようで、心配をしております。

それがあって、おぢも「しっかりしなきゃ!!」と思ったせいか、今朝はいつもと違って、「シャキン!」としておるおぢなのでござる。

写真はついさきほどつくった「ニンニクの黒酢漬け」。

おととい、真狩村の義母から大量の無臭ニンニクをいただいたのでやってみました。

ネットであれやこれや調べましたら、作り方は色々あるようです。

洗ってから丸一日水に浸けておき、それから酢漬けにするというのが主流でしたね。

義母に聞いたら、「おコメを研ぐように、ぬるま湯の中でごしごし擦ると薄皮がキレイに剥けるから、これを5~6回繰り返すといい」ってことで、素直に従ってやってみたら、薄皮がツルツル剥けてすっかりきれいになったのです。

「年の功」恐るべし!!

でもって、これまたきれいに水を切って、広口ビンに詰め、黒酢と砂糖やハチミツを入れて出来上がり。

1~2週間もすれば、いただけるのだそうな。

そもそもおぢがニンニクに関心を持ったのは、ニセコにお試し移住中のTさんに勧められたためでござる。

Tさんは毎晩、ニンニクにラップをし、チンしてバターしょうゆで食べるのが健康法だというので、試してみたのですが、これがなかなかよろしかった。

ニンニクを切らさぬように買ってくるのがしんどくて、長続きしませんでしたけどね。

売ってる国産ニンニクは高いしねぇ、、、

でもって昨年夏、朝日放送の「みんなの家庭の医学」で、ニンニクが取り上げられ、そこで医学的な効用がたっぷり説明されたのです。

以前も書きましたけど、ニンニクにはS-アリルシステインという特有の成分があって、これが唯一ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させるというのです。

NK細胞はがんなどの細胞をやっつける、文字通りの「生まれつきの殺し屋」。

人の体内をパトロールして、ガン細胞やウイルスなどを発見しては攻撃する「リンパ球」なのだそうな。

ニンニクはそのまま食べても「S-アリルシステイン」は摂取できるのですが、なんと熟成させるとこれが10倍にも増えるのだとか。

3年物のニンニクの酢漬けはナマの3.8倍、1年物のしょうゆ漬けは10.5倍、3年漬けたニンニク酒に至っては11.5倍だそうな。

ってことで去年、上記3種類を試してみたね。

結果、美味しくいただけたのは、らっきょの酢漬けみたいになる酢漬けだったわけ。

しょうゆ漬けはしょっぱいばかり、ニンニク酒もあんまり美味しいとはおぢは思えませんでした。

そんなことで、今年はニンニク1.2キロをすべて酢漬けにしたのです。

もっとも1年も3年も漬けていたわけではないので、長期熟成で味も変化するのかもしれませんけどね。

お暇な皆さんは、家庭菜園でニンニクなど育ててみてはいかがかな?

植え付け時期はこれからだそうな。我が家も今年は自前のニンニクを植えようかと思っとります、ハイ!!