おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

解釈改憲で戦争へひろみGO!!

2014年05月16日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス11度。小雨のそぼ降る朝です。

そのせいか室内の湿度は60%もあって、たいそうジメジメしております。

湿気を飛ばしてくれるエアコンは、きょう午前10時半から設置作業だそうな。

ジメッとした空気が気持ち悪いもんだから、これがもう、たいした待ち遠しい子どもみたいなおぢなのです。

さて、

安倍総理が集団的自衛権を巡って、「解釈改憲」に踏み出そうとしておる。

憲法9条の解釈を、「閣議決定」で変えてしまおうということらしく、そりゃあまりにも乱暴でござる。

記者会見した総理はこう述べたとか。

「抑止力が高まり、紛争が回避され、我が国が戦争に巻き込まれなくなる」。

そんな詭弁はあるかいな? 呆れてものが言えませぬ。

どう考えても真逆だろ?

集団的自衛権を行使するなら「アメリカの戦争」に日本が巻き込まれることになる。

自衛隊は発足以来、誰一人として戦争や戦闘で死ぬことがありませんでしたけど、これからはアメリカ兵の先頭でコロコロ死ぬ可能性が出てきます。

場合によっては、アメリカ兵の代わりに自衛隊員が死んでくれることにもなるわけで、こんな嬉しいことはない。

アメリカ政府が反対する理由などあるわけがない。

戦闘では、これまで黒人兵が最前線のその先頭に立ったけど、今度は「黄色いの」が先頭だ!! とでも思っておるに違いない。

ニッポンが望むと望まないにかかわわない、まったくもってアメリカ独自の勝手な戦争でも、「自衛隊員が死ぬ」ことになるのが集団的自衛権の行使でござる。

同時に、これまでアメリカ人をターゲットに、テロを繰り返してきたイスラム諸国の過激派だけど、標的の一つにニッポン人が加わることにもなるわけだ。

これまでノー天気に楽しめた海外旅行も、いつなんどきテロの対象となるか、怯えながらのツアー旅行ってことか。

「解釈改憲」などというまことにいい加減な方法で、しかも閣議決定だけでこんな大事なことを決めるというのは、民主主義の基本を踏みにじる行為じゃないのかね。

とんでもない!!

この際だから、安倍内閣は徴兵制も実施してはどうかね。

バリバリ戦争したいネトウヨの皆さんなんかも、しっかり徴兵していただき、自衛隊の先頭で戦っていただくとよろしい。

ニッポンの領土を守る戦争ならいざ知らず、「アメリカの戦争」で死ぬ可能性のある憲法解釈の大転換こそ、今回の問題の本質でござる。

憲法そのものを変更せずに、こんなデタラメ許していいのか?

ちなみに田中秀征さんは、これを憲法の液状化と申しております。