流山市ボランティアセンターが行う「災害ボランティアリーダー研修会」を
受講した。
神戸大震災を機に、災害ボランティアが注目されるようになったが、
その成果をいかんなく発揮したのが東日本大震災であった。
行政が機能しない状況で、被災地で活躍したのが各地から派遣された
ボランティア団体だった。
これらの経験を活かし、我が地域で大災害が発生した時の対応として、
行政とボランティア組織が一体となって活動することを目的に、今回は
机上訓練とけが人に対する初期対応、および一次救命処置訓練を行った。
三角巾の有効な使い方、心肺蘇生とAEDの基礎知識と実地訓練。
朝9時から17時過ぎまで、20人ほどが真剣に講義を受けた。
過去は、ボランティアに行くことを想定した研修が多かったが、
今回は受け入れ側としての災害ボランティア活動研修会だった。
こういう机上訓練は勿論、災害を想定した実地訓練も行って
おくことが非常に大切なことだと再認識した研修会だった。
ただ、講義は平日ということでに出席した人は比較的高齢者で、
50歳以下はいなかった。
若い人も参加できるように、土曜や日曜に研修会を行うことを考えて
ほしいと思った。