~想いに言葉は敵わない
でも好きという気持ちを伝えたい~
予告編で気になってたので、ふらりと行ってきました。
2007年 日本映画 アスミック・エース配給 (07・5・26公開)
[監督] 平山秀幸
[原作] 佐藤多佳子
[脚本] 奥寺佐渡子
[歌] ゆず
[出演] 国分太一・・・・・今昔亭三つ葉 香里奈・・・・・十河五月
森永悠希・・・・・村林 優 松重豊・・・・・湯河原太一
八千草薫・・・・・三つ葉の祖母 伊東四朗・・・今昔亭小三文(師匠)
<見どころ>
佐藤多佳子の同名小説を、「愛を乞うひと」の平山秀幸監督が映画化した
笑いと涙のヒューマン・ドラマ。
TOKIOの国分太一が、仕事と恋に悩みを抱える若き噺家を好演。
<ストーリー>
思うように腕が上がらず、壁にぶち当たって悩む
二つ目の落語家・今昔亭三つ葉(国分太一)。
そんな彼の教室に、無愛想で口下手な美女・十河五月(香里奈)
大阪から引っ越してきたものの、勝ち気なためにクラスに馴染めない小学生・
村林優(森永悠希)、ヘタな解説をする元野球選手・湯河原太一(松重豊)が
通い始める。
<感想>
日本に現役噺家が450人(上方を含めると600人以上)おり、
寄席は都内にたった4軒しかないということを、初めて知りましたよ。
TVに出ている噺家さんは、氷山の一角みたいなもんなんですね。(--;)
主人公:二つ目の落語家・今昔亭三つ葉を演じたのは、国分太一くん。
*二つ目・・・落語家の序列の一つ。
この地位から1人前の落語家と言われる。
一本気で短気な性格の三つ葉を好演。
ひょんな事から、“話し方教室”を開くことになるわけだが
教室に来る生徒を教えていくうちに自身も教えられ、悩んでた壁を
乗り越えていくんだよね~。
国分くんの落語、なかなかよかったです。
壁を乗り越える前と後じゃ、ほんと話し方違ってたよ!
話し方教室の生徒はこの3人。↓
無愛想で口下手女: 十河五月(香里奈)
大阪から引越ししてきた小学生: 村林優(森永悠希)
野球解説がドヘタの元野球選手: 湯河原太一(松重豊)
またこの子役がいい味出してるんだわ。
大阪弁で話す「まんじゅうこわい」、いや~よく頑張ってた。
香里奈さんも松重さんも、なかなか役にはまってたと思います。
欲をいえば、野球解説をもう少し掘り下げてやって欲しかったかな?
浴衣姿の香里奈さん、なかなか似合ってて可愛かったな~。
*「まんじゅうこわい」・・・古典落語の演目のひとつ。
脇を固めた伊東四朗さんと八千草薫さんは、やっぱ上手です。
伊東さんは、ほんとの噺家みたいに、間合いがうまいし
八千草さんの愛情あふれた演技は、彼女ならではの間合いかも?
落語をあまり知らない私でも、よくわかる丁寧なつくりになってます。
後半一門会で披露した「火焔太鼓」は、この映画で初めて聞きましたが
なかなかおもしろかったです。
*「火焔太鼓」・・・古典落語のひとつ。うだつのあがらない道具屋の噺。
浅草の町並みや、ほおずき市などが出てきて、風情が味わえる映画でした。
派手さはないですが、人情味がじんわり伝わり心が温まる邦画作品に
仕上がってると思います。
点数:7.5点 (10点満点)
ゆずの曲、良かったですよ。映画に合ってました。
行けそうにないです
私の目的は、
>[歌] ゆず
なんですがね・・・
いや、あの子役のうまさには参りました。
ツッコミの間も絶妙。
脇役もほんと、うまかったですね。
あのおばあちゃん役は、八千草さん以外には考えられません。
ゆるりとしたいい邦画作品だったと思います。
「落語」について、とても丁寧にかかれてたのでこれにも納得。
小学生役の森永くんは、いや~うまかったですね。
影の主役といっても過言じゃないです。
ツッコミの間も絶妙でしたわ☆
脇役もうまかったですね。
祖母役は、八千草さんにしかできないでしょう。
TBもありがと~。
TB&コメントありがとうございましたm(__)m
やはり枝雀ばりの森永クンの落語には感心して、思いっきり笑わせてもらいました(笑)
原作よりの茶目っ気タップリで、脇を締めた役者陣も素晴らしい演技でした。特に八千草薫さんの何とも言えない“間”は流石ですね^^
私も、水曜日に見に行ったんですよ。
もう、期待以上に面白くって、「見て良かった~」と心から思える映画でした。
人間ドラマや、また、その背景となる下町の情景がとても綺麗で。
関東人ではない私も、なんだか、「懐かしい」と思ってしまえる、そんな作品でした。すごく「日本」っぽさを感じました。
国分君の落語家ぶりは、かなり良かったですよね~。
本当に、壁を越える前と後では、全然違っていて、本当に、「壁を乗り切って一人前になった落語家」でしたね。
また、小学生の森永君の演技、すごく良かったですよね~。私の中では、彼は、この映画の影の主役ですわ。
大人達の間で、すごく良い、潤滑油になっていたと思います。
八千草薫さんのお祖母さんも良かった!!! 面倒見が良く、人情に厚く。ああいうタイプのお祖母さん、大好きです。
そして、NAOさんのおっしゃるように、野球解説者の人の話だけ、なんだか、消化不良だった気は致しますね。結局、彼は、しゃべれるようになったのか・・・A^^;;
でもでも、全体的に、すごく味のある映画に仕上がっていて、すごく心が温かくなりました。
トラックバックをお送りさせていただきましたです
あの人の落語は、ほんまおもしろかったね。
ジャニーズが落語、っていうのも面白いね。
国分くん、頑張ってたよ。
地味な作品ですが、なかなかよい作品だと思います。
脇役がさらにいい!
>ジャニーズで落語、TVでもっとやってくれへんかな?
そうだよね~。たぶん、面白いと思うな~。
ちょっと前に、TVで長瀬くんと岡田くんで落語家のドラマやってたよね~。
アレも好きやったなぁ。
国分くんといい、ジャニーズが落語ってとこが、ええね~。
もりろん、この映画は、他の出演者も演技の確かな人ばっかりで楽しめたみたいやけど。
でも、ジャニーズで落語、TVでもっとやってくれへんかな?
あれだけの噺を覚えるの大変だったろうな~。
師匠役の、伊東さんもすごかったですよ。
本当の噺家さんの雰囲気出てました。
さすがです。
「パイレーツ3」のあとに、これはかなり地味ですが
日本らしい映画だと思います。
脇の八千草さんと伊東さんは、見る価値あると思います♪
松重さんも、かなり笑えましたよ。(^^)
そうか~映画館遠いのか~。
DVDが出たら、ご覧下さい。
国分君主演、ということで私も見たいな~と思ってはいるんですが・・・
噺家さんってそんなに沢山いらっしゃるんですね。
私もはじめて知りました。
国分君の落語聞いてみたいな~
が、まだ帰りも早い。幼稚園より早い。
映画館とおい(笑)
というわけで、今年も一人で映画の夢は先送りになりそうです。
松重さん、いい演技されますよね。
プロポーズ大作戦でも、良い意味での切り返しで
使われてるなぁ~って思いますもん。
よっぽど、松重さんのシーンを見ていたほうが笑えるんですが……ゞ( ̄∇ ̄;)おいおい
落語も、時にはいいのかもしれないですね。