NAO日和

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「私の中のあなた」

2009年10月22日 | 洋画

~もう姉のドナーにはならない~

予告編から気になっていました♪

2009年 アメリカ  ギャガ配給  (09.10.9公開)
監督:ニック・カサベテス
原作:ジョディ・ピコー   「私の中のあなた」 (早川書房)
音楽:アーロン・ジグマン        上映時間:1時間50分
出演:キャメロン・ディアス・・・・・・・・サラ(アナの母、元弁護士)
     アビゲイル・ブレスリン・・・・・アナ(遺伝子操作によって生まれた子供)
    アレック・ボールドウィン・・・・キャンベル(アナを依頼を受ける弁護士)
    ソフィア・ヴァジリーヴァ・・・・ケイト(アナの姉、白血病を患っている)
    エヴァン・エリグソン・・・・・・・ジェシー(アナの兄)
    ジェイソン・パトリック・・・・・・ブライアン(アナの父、消防士) 
    トーマス・デッガー・・・・・・・・テイラー(ケイトのBF)

<見どころ>
アメリカの人気作家ジョディ・ピコーのベストセラー小説を映画化。
白血病の姉のドナーとなるべく遺伝子操作によって生まれた妹が、
姉への臓器提供を拒んで両親を提訴する姿を通し、家族のありかたや命の
尊厳を問いかける。主演のキャメロン・ディアスが初の母親役に挑み、
両親を訴える次女役を『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンが熱演。
シリアスなテーマながら、主人公一家の強い家族愛が胸を打つ。

<あらすじ>
白血病の姉(ソフィア・ヴァジリーヴァ)に臓器を提供するドナーとして、
遺伝子操作によって生まれた11歳のアナ(アビゲイル・ブレスリン)。
彼女はこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきたが、
母サラ(キャメロン・ディアス)は愛する家族のためなら当然と信じてきた。
そんなある日、アナは姉への腎臓提供を拒否し、両親を相手に訴訟を起こす。

<感想>
自然妊娠ではなく、姉のドナーになるべく計画的に生を受けた少女アナ。
そのアナが臓器提供を拒否し、親を訴える・・・・というちょっと珍しい設定のお話。

病気のお話というより、未成年の子どもの臓器提供を親が本人の意思に反して
提供できるのか?という難しい内容。そこから家族の在り方を問いています。

それぞれの立場にたつと、「なるほど、そうよね」と理解できる分
答えのない問題に言葉がつまります。

ただねぇ~個人的に言わせてもらうと、キャメロン演じる母親の考えには
ちと理解に苦しみました。
 
ガン患者の中心になる生活は理解できます。娘を助けるためにドナーになる
アナを生んだ経緯もわかります。
だがねぇ、アナも同じ娘なのだからもう少し愛情かけることしてあげても
いいんじゃないの?というのが随所に見えましたが、たぶんこれは
監督の狙いだったんでしょうね。

「アナに苦しい思いをさせてしまって申し訳ない」なんていうのはなく
「ケイトが死ぬことは考えない、認めたくない」という思いが先行していた
ように感じました。

母親以外の家族は、ケイトはもぅ長くない、ということは薄々感じていたようです。
 
アナは、ドナー拒否し、親を訴えるという行動を起こしますが
ちゃんとウラがあるんですよね。この時点で、話のオチがわかってしまったのですが。
逆に、束の間の恋をしたシーンには、ちょっとウルっときました。
 
同じガン患者のテイラーと恋に落ちるのですが、切なかったですね。
「ガンになったから君に出会えた」は、ホロっときましたね。
 
母親は、元弁護士のキャリアウーマン。
そのキャリアを投げてまで、娘の看護にあたる姿は感動。
だがそのキャリアで培ったプライドが、妨げになってた感もありました。

母の妹が「あきらめること」と「受け入れる」ことの違いを話していましたが
これは考えさせられました。
これが本作品のキーワードなのかもしれません。

話は、過去と現在がすれ違う構成でできていますが、個人的には少々
混乱してしまいました。母親のサラが丸坊主してからの期間はいったい
どのくらいなのかしら?
気がついたら、丸坊主から一気にロングヘアだったので、時間経過を
もう少しわかりやすくしてほしかったかな。

一番泣けたのは、ケイトが作ったアルバム。
家族の喜怒哀楽の日々が綴られた素敵なアルバム。
愛を感じるアルバムに、ホロっときます。

しかし、なんでかなぁ~オチがわかってしまったのが失敗なのか?
周りは大泣きで、涙グショグショの中、私一人だけ泣けなかったんですよ。
ウルッは来ましたが。

オチをわからずに見たほうがこれは正解。
なんで、あんな最初で私はわかってしまったんだ!?と自分が恨めしく感じます。

泣いてスッキリするには持ってこい、の映画です。

点数:7.5点 (10点満点)

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6 コメント

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監督 (mayumi)
2009-10-22 17:35:34
予告編では ほとんど興味を覚えなかったのですが、
『きみに読む物語』の監督と知って ちょっと気になっています。

来週 時間が取れたら 行くつもりです。
mayumiさんへ (NAO)
2009-10-22 19:25:55
子供は、大人が思っていた以上に大人だったんだ・・と感じた作品でした。^^
mayumiさんの感想も楽しみにしています。
ハンカチはお忘れなく!
Unknown (mig)
2009-10-23 12:23:45
こんにちは★
NAOさん

泣けなくても、感動したことにかわりないならいいですよね

キャスト全員が良かったけどやっぱり長女の子が良かったです

そうそう、リンクありがとうございます
わたしもサイドバーに移動しました♪
今後もいっぱい宜しくです
やっぱり (めるめる)
2009-10-23 16:27:36
ほとんどの人が泣けたのねぇ。
私は最近感動シーンでも泣けるもんやから、どうしようかなぁって思ってたのよ。
私も早い時点でオチわかりたい!
泣けるかどうかよりも、考えさせられる映画はいいねぇ。
migさんへ (NAO)
2009-10-23 23:57:58
長女役の子、ほんとよかったですよね♪
なんか演技が自然でした。
私の場合、泣ける前に、考えちゃうな~という思いが先にきました。
問いている問題は、けっこう重たいですよね。

お涙ちょうだいの映画になっていなかった点が
評価高いと思います。

>わたしもサイドバーに移動しました♪

ありがとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします。
めるめるさんへ (NAO)
2009-10-23 23:59:36
>考えさせられる映画はいいねぇ。

そうそう、私はそういう作品に感じました。
だからこそ、ほかの方は自然に涙が出てきたんだと思います。
お涙ちょうだいの作品ではないですね。

ぜひ、ご覧になってみてください♪

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