NAO日和

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「検察側の罪人」

2018年09月22日 | 邦画

~一線を、超える~

2018年  日本映画  (2018.08.24公開)
配給:東宝     上映時間:123分
監督:原田眞人
原作:雫井脩介  『検察側の罪人』(文春文庫刊)
脚本:原田眞人
美術:福澤勝広
衣装:宮本まさ江
音楽:富貴晴美/土屋玲子
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
出演:木村拓哉/二宮和也/吉高由里子/平岳大/大倉孝二
    八嶋智人/音尾琢真/大場泰正/谷田歩/酒向芳/矢島健一
    キムラ緑子/芦田星/山崎紘菜/松重豊/山崎努

<見どころ>
『クローズド・ノート』『犯人に告ぐ』などの原作で知られる雫井脩介のミステリー
小説を、木村拓哉と二宮和也の初共演で映画化。東京地方検察庁を舞台に、
人望の厚いエリート検事と彼に心酔する新米検事がある殺人事件の捜査を
めぐってすれ違い、やがて二人の正義がぶつかり合うさまが映し出される。
『突入せよ!「あさま山荘」事件』などの原田眞人監督が、正義の意味を
問うドラマを骨太に描き出す。木村と二宮の演技対決に注目。

<ストーリー>
東京地方検察庁刑事部に配属された検事の沖野啓一郎(二宮和也)は、
有能で人望もある憧れのエリート検事・最上毅(木村拓哉)と同じ部署になり、
懸命に仕事に取り組んでいた。あるとき、二人が担当することになった
殺人事件の容疑者に、すでに時効が成立した事件の重要参考人・松倉重生が
浮上する。その被害者を知っていた最上は、松倉に法の裁きを受けさせる
べく執拗に追及するが、沖野は最上のやり方に疑問を抱き始め……。

<感想>
原作=未読
キムタクと二宮和也の初共演で話題の作品。


「HERO」でも検事を演じていたキムタク、こちらは同じ検事でも復讐に燃える検事役。
ニノと対照的な役柄で、これはこれでなかなか見ごたえありました。
ダークなキムタクの方が、私好きかも。

 
しかし、2人より強烈なインパクトあったのが、殺人犯・松倉役の酒向芳さんと
悪徳ブローカー役の松重豊さん。松倉の人をおちょくった「ぽん!」って音を
出す仕草、観ているこちら側も不快に感じましたし、あと、犯人にさせられた
弓岡を演じた大倉孝二も巧いです。この方、イヤ~な役を演じるのほんとにうまい!

予告編では、二人の演技が注目されるような作り方でしたが、本編見たら
確かに二人も良かったんですが、脇役陣の演技力がさらに素晴らしかった、という
印象に終わりました。

原作読んでないから、ちゃんと読めばもう少し理解出来たのかな?って思う
シーンがけっこうありました。たとえば、最後に突然出てきた山崎努のところ。
ぶっちゃけ、映画ではあれは必要だったのかしら?^^;

ただ、「正義」とは何か?と考えさせられる内容ではありました。

そうそう、ドナルド・トランプとチェ・ゲバラが同じ誕生日ってこの映画で初めて知りました・・・。

点数:7点 (10点中)


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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こんばんわ~ (kossy)
2018-10-03 02:16:44
ご無沙汰しております。
この映画の世間の評判はあまりよくないんですけど、
すっごく面白かったです!(笑)
やっぱりキムタクvsニノという構図だけで判断している人が多いのかな~と感じました。
けっこう奥が深いです。
kossyさんへ (NAO)
2018-10-05 16:41:53
こちらこそ、ご無沙汰しております♪

なかなか奥深い考えさせられる映画でしたね。

>やっぱりキムタクvsニノという構図だけで判断している人が多いのかな~と感じました。

そうですね。二人とも私は良いように思いました。
ヒールのキムタク、今後も見てみたいな~^^

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