NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

♪お知らせ♪

★いきなりのフォロー申請は、申し訳ありませんがお断りさせていただいておりますのでご理解ください。                                        ★ブログ本文と関連性が低いコメントは、削除及びスパムとして報告させて頂く事があります。 また、名前が無記名(Unknown)のコメントも、削除させて頂きますのでご了承ください。

<10月の鑑賞予定映画>

「ふれる。」「シビル・ウォー アメリカ最後の日」「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」「八犬伝」

「シャンハイ」

2011年08月25日 | さ~た行の映画

~その愛は、20世紀最大の罪となる~

2010年 アメリカ/中国合作   PG12指定   (11.08.20公開)
配給:GAGA(ギャガ)     上映時間:105分     
監督:ミカエル・ハフストローム
音楽:クラウス・バデルト
出演:ジョン・キューザック/コン・リー/チョウ・ユンファ/菊池凛子/渡辺謙

<見どころ>
1941年の上海を舞台に描くアメリカ・中国合作のサスペンス大作。
太平洋戦争勃発前の日本軍占領下の上海で、あるアメリカ諜報部員の
死の裏に隠された男女の悲しい運命の物語を紡ぐ。
『2012』のジョン・キューザック、『SAYURI』のコン・リー、香港の名優チョウ・ユンファ、
渡辺謙や菊地凛子らが豪華共演。激動の時代を生きた人々の愛と宿命のドラマが感動を呼ぶ。

<あらすじ>
1941年、アメリカ諜報部員のポール(ジョン・キューザック)は、太平洋戦争勃発前の不穏な
空気が漂う上海の地を踏む。彼は親友の死の真相究明のためやって来たが、やがて
中国とアメリカ、そして日本を取り巻く巨大な陰謀の真相に迫っていく。
ポールの周りには、常に彼を執拗に追い回す日本人将校タナカ(渡辺謙)らの存在があり……。

<感想>
渡辺謙さんが出るから~コン・リーが久々に出るから~ってことで、けっこう楽しみにしてた
作品だったのですが・・・・・・・うーん、全てにおいてなんか中途半端な印象。

物語は、1941年、第2次世界大戦前の上海での出来事。

ジョン・キューザック・・・・諜報員の役だけど、そうは見えない。
コン・リーは、色っぽくて謎めいていて良かったな~。

劇団ひとり・・・・・・ いや、チョウ・ユンファ、さすがの存在感。


菊池凛子さんは・・・・・蓋を開けてみたら、こんなチョイ役、よく引き受けましたね。

で、渡辺謙さんは、やっぱ存在感すごい。立ってるだけで、威圧感がありますよん。
 軍服姿も麗しい。
とまぁ、キャストは良かったんですよ。

1941年当時の上海の様子は、リアルに描かれていてすごく良かったです。
何が悪いって、脚本がしょぼい。

サスペンスな展開で、登場人物たちが、腹の探りあいをしている様子は、けっこう緊迫感あって
眠くなる・・・なんてことはなかったんだけれど、事件の真相っていうか、動機を知って愕然。
思わず、「そんなオチかい!?」とスクリーンに向かって突っ込んでしまった・・・・。( ̄▽ ̄;)
もっと政治的事情を絡めた展開になるのか?と思ってただけに拍子抜けもいいところ。

また、タナカとスミコの会話では、日本語でしゃべる・日本語字幕・英語字幕になっているんだけど
全部セリフが違う・・・・・・あまりの違いすぎに、感動どころか失笑してしまった・・・・。

歴史的ストーリーを期待していた人には、がっかりの作品。

主役は、ジョン・キューザックだけれど、脇のチョウ・ユンファ、渡辺謙、コン・リーが良かった。
特に、チョウ・ユンファと渡辺謙の重厚な演技は必見。

要は、キャストで105分もった・・・という作品ですかね。

点数:5.5点(10点満点)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする