NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
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<10月の鑑賞予定映画>

「ふれる。」「シビル・ウォー アメリカ最後の日」「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」「八犬伝」

再び!

2010年03月06日 | 携帯だより
nao@携帯です。
B'zLIVE3日目終了し、家に到着。
ライブレポは後ほどヾ(=^▽^=)ノ
雨でしたが、中は初日より数倍の熱気で、わたしゃ完全燃焼でした。
やっぱ何回行っても良いです(^O^)
しばらく余韻に浸りますかっ!(≧∀≦)
コメント (2)
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「人間失格」

2010年03月06日 | な~は行の映画

~堕ちていくほど 美しい~

原作は、高校生の時に読みました。公開早々に行ったが、UPするのおそっ!

2010年 日本映画 (角川映画)  10.2.20公開
監督:荒戸源次郎        企画・製作総指揮:角川歴彦
原作:太宰治 『人間失格』
音楽:中島ノブユキ        上映時間:1時間57分
出演:生田斗真・・・・・・・大庭葉蔵 (太宰が自己を投影したといえる主人公)
        伊勢谷友介・・・・・堀木    (画塾仲間。葉蔵を堕落へと誘う)
        坂井真紀・・・・・・・礼子    (下宿屋の娘。一方的に葉蔵に想いを寄せる)
        寺島しのぶ・・・・・・常子   (葉蔵と心中するカフェ女中)
        小池栄子・・・・・・・・静子   (子持ちの未亡人)
        石原さとみ・・・・・・・良子   (葉蔵が初めて結婚する、煙草屋の娘)
        室井滋・・・・・・・・・・寿     (葉蔵が堕ちるきっかけとなった薬屋の女主人)
        大楠道代・・・・・・・・律子   (BAR「青い花」の女主人で、本作の語り部)
        三田佳子・・・・・・・・鉄     (青森で葉蔵を世話する最後の女)
        森田剛・・・・・・・・・・中原中也 (実在した詩人、映画ではオリジナルキャラ)
        石橋蓮司・・・・・・・・平目    (葉蔵の後見人)

<見どころ>
太宰治の代表作品の一つである「人間失格」を原作とした文芸映画大作。
過剰な自意識が原因で周りの人間となじめず、酒や女におぼれて廃人同様に
破滅していく男の魂の旅路を描く。映像化は困難と言われた原作を荒戸源次郎が
まとめ上げ、太宰の分身的存在の主人公を生田斗真が熱演する。

<あらすじ>
議員の父親を持ち、津軽では有名な資産家の御曹司・葉蔵(生田斗真)は
人間関係がうまくいかず、周囲に溶け込むためにわざと失態を犯して笑いを取る
日々を送っていた。高校に入った葉蔵は遊び人の堀木(伊勢谷友介)や
詩人の中原中也(森田剛)と出会い、酒や女におぼれる放蕩(ほうとう)生活を
送るようになって、精神的に疲弊していく。

<感想>
あまりにも有名な太宰治の代表作『人間失格』が原作の映画。

高校時代に読みましたが、難解な文章で、いまひとつ「?」だったのが
正直な印象。難解な作品が、果たして映像化でどれだけわかりやすくなるか?
と思い、足を運びましたが、はっきり言って原作を読んでいない方には
ちんぷんかんぷんだったかもしれません。
 
原作では1人称の書き方でしたが、映画では大楠さん演じる律子が
語り部のような感じで客観的な見方で話が進んでいきます。

ほぼ原作どおりに話が進んでいきますが、淡々と進んでいくので
「何故、彼ら・彼女たちはこういうことをするんだろう?」と観る側が疑問に感じて
しまう場面が多いので、原作未読の人は、「は?」なんて思うかもしれません。
原作読んだ私でも、そうでしたので・・。

葉蔵の周りには、まぁとっかえひっかえ女性が登場してきます。
 
私は、葉蔵のような自己意思が希薄で、流されるままに行動するタイプは
性に合わないので、それぞれの女性にあまり共感がもてず・・・。
でも、こういう上昇志向のないのっていうのは、今の時代にも言えているのかな~。
原作の時代背景も、希望に乏しい時代でしたかね。

あ、それと、室井滋さんの役はおいしかったですね。
でも、ファンにとっては、衝撃なシーンだったかも?
室井さん、出番少なかったけど、インパクト大だったなぁ・・・。

あと三田佳子さんもある意味すごかった。
 
あのからみのシーンは、ちょっとひきましたけどね。
見てると、子宮の中に生田くん演じる葉蔵がいる・・って構図に見えます。
だから、生田君全裸だったのかな。

全体的に、映像はとってもキレイなんですが、そこに固執した感があり。
見終わっても「映像がキレイだった」とか「生田くんの葉蔵がキレイだった」の
印象が強すぎるように感じます。
その中で、光っていたのが、石橋蓮司さんと、堀木を演じた伊勢谷友介さん。
伊勢谷さんは、原作のイメージとほぼ同じかも!
そして、ほわっした葉蔵と対照的な男性を見事に演じていたと思います。
石橋さんは、「今度は愛妻家」でも好演でしたが、ここでもナイス演技!
この2作品で、来年度のアカデミー賞でぜひ賞をとっていただきたいですわ~。

肝心の生田くんですが・・・がんばっていたと思います。
個人的には、ジャニーズの中では好きな顔立ちですので。
役者としても、これから更なる飛躍を期待したいですね。

というわけで、生田くんファンには必見の映画ですが、
好き嫌いがかなり分かれる作品です。

点数:6点 (10点満点)

コメント (4)
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