時空人 goo blog「脳トレ宇宙論ー人類の見果てぬ夢」

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9.嘘と真の三千世界

2021-03-21 15:04:16 | 人類・新世界・未知との遭遇

嘘と真の三千世界

人類の現実と理想

作品名:クラブのエースを持ついかさま師  製作年:1630年
サイズ:85.7x141cm  技法 :油彩 キャンバス 所蔵 :ポール・ゲッティ美術館
Georges de La Tour(ラ・トゥール) 1593~1652
1593年ロレーヌ公国(現フランス北東部)でパン屋の息子として生まれる。

  

 

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・浜の真砂は尽きるとも 世に盗人の種は尽きまじ(石川五右衛門の辞世)

The sand on the beach may disappear, but the makings of thieves never shall (Ishikawa Goemon).

・悪銭 身につかず
・運を待つは 死を待つに等し

経験は最良の教師だ。しかしその授業料はいつも高すぎる。(トマス・カーライル)Experience is the best of schoolmaster, only the school-fees are eavy.

青春は失策、壮年は苦闘、老年は悔恨(ディズレリ) 


7.人類の発生と進化と未来

2021-03-21 12:15:56 | 人類・新世界・未知との遭遇

人類の発生と進化と未来            (Wikipedia etc.)

ヒト(人類)の誕生

 ヒトの祖先が、チンパンジー・ボノボの祖先と別れたのは600万年前~700万年前くらいらしい。ヒトとは何か。これも生命とは何かと同じく難しい問いである。脳が発達して道具を使うことができる(チンパンジーやオランウータンも道具を使う)、複雑な言語体系がある、火を使用するなどのほか、他の類人猿にはみられない大きな特徴は、直立二本足歩行をすることであろう。犬歯が発達していないという特徴もある。

どうしてサルから別れたのかもよくわからないが、アフリカの乾燥化に伴い、森林の縮小、サバンナの拡大ということが背景にあるのであろう。すなわち、森林生活からサバンナでの生活へと、生活環境を変えざるを得なかったのかもしれない。

 360万年前のタンザニアのラエトリ遺跡には二本足歩行のはっきりとした足跡の化石が残っている。当時はまだ脳の容量もチンパンジー程度、長い腕と短い足といったチンパンジー的な特徴も持っていた。大きさも110cm~140cmとチンパンジーなみである。それより以前、450万年前~430万年前のラミダス猿人がすでに2本足歩行していたという。

(参考 山賀 進のWeb site)

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人間の発達 human development 

人間は,生物としてこの世に存在し,社会的生活者として心理・社会的に
個々人の任務を遂行し,生涯を全うしていく生物である.人間は生まれなが
らにして生物として育っていく力を持っている.身体的に顕著な成長を遂げ
る幼児期・学童期には,子どもが関わる環境の中で身体的な基礎作りがなさ
れ,身体行動から生じる心理・社会的な実体験を通して青年期の準備をして
いる.力動的に心理・社会的発達を遂げる青年期には大人になる基礎が構築
される.質的変化を成し遂げる成人期や高齢期には,身体的な停滞は必然
的ではあるが,精神的には円熟期を迎え人生を創りあげる時期となり,人生の
最後まで心身ともに何らかの形で発達していくと考えられる.

 

年齢と能動的行動の視点から

胎児期 9 週〜出生(40 週) (未熟児) 37 週以前
新生児期 出生後4 週
乳児期 0 〜1 歳 
 快楽:自己中心的な哺乳,摂食,基礎的身体活動,喃語,感覚遊び,甘え
(親子の絆)
前期 1 〜3 歳 
 自己主張:言語的要求,対人交流,目的遊び,物事に対する関心の喚起
後期 3 〜6 歳
 自己統制:多語文,疑問文の応答,ルール遊び,応用的身体活動への関
心の喚起

学童期 6 〜12 歳
 達成・有能感:集団活動,課題の達成,自己実現,社会的促進

青年期 前期 12 〜18 歳  後期 18 〜22 歳
 自己認識:自己実現,他者との出会い,価値観,自己概念

成人期 前期 22 〜35 歳  中期 35 〜50 歳  後期 50 〜60 歳
 社会的満足:職業人としての継続,仕事観,家族の形成・世話
高齢期 前期 65 〜74 歳  後期 75 歳〜

・エリクソンの「発達段階」
0歳~2歳(乳児期):基本的信頼感 vs 不信感
2歳~4歳(幼児前期) :自律性 vs 恥、疑惑
4歳~5歳(幼児期後期):積極性 vs 罪悪感
5歳~12歳(児童期):勤勉性 vs 劣等感
13歳~19歳(青年期):同一性 vs 同一性の拡散
20歳~39歳(初期青年期):親密性 vs 孤独
40歳~64歳(青年期):生殖 vs 自己吸収
65歳~(成熟期):自己統合 vs 絶望

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未来学における人類の絶滅仮説

「絶滅」の原因は、自然現象によるもの、人類自身の活動の結果によるもの、科学的なもの、SF的なもの、オカルト的なもの などに分けられ、今後も増えるであろう。 

 

アメリカの水爆実験「ブラボー」の爆発
1954年(昭和29年)3月1日 マーシャル諸島
アメリカ国立公文書館所蔵 (公財)第五福竜丸平和協会提供

 

・想定されている絶滅シナリオ

・既知の災害
核戦争・生物戦:冷戦期を超える軍備拡張競争が起こって大量破壊兵器の際限なき増加が続き、それらが第三次世界大戦の勃発によって放出され人類を滅亡に追いやる。

・パンデミック: ウイルスやプリオン、抗生物質耐性を持つ細菌などが大発生し、全人類に感染して死滅させるというもの。歴史上では1918年にスペインかぜが全世界で流行し、アメリカの先住民族を激減させるなどの甚大な被害をもたらした。

・気候変動:人類が過剰に排出している二酸化炭素などの温室効果ガスによって地球温暖化が進行し、地球が生命存続不能な惑星になる。

・人口減少社会:現在の発展途上国が先進国の水準に到達することで、現在の先進国のような少子化が世界的に発生し、永続的に人口が減少していく。
人口統計学上、西暦3000年以前に人類が絶滅する推定である。カナダの分析哲学者ジョン・A・レスリーは、もし世界の出生率がドイツや日本の水準にまで落ちれば、2400年頃人類は滅亡すると計算している。
一方で、進化生物学上の人口転換論では、少産少死状態を抜けた第五段階で人口が回復に向かうという可能性が提示されている。

・地学的・天文学的災害:地球近傍天体の衝突やニアミス、天の川銀河内でのガンマ線バースト発生、破局噴火、長周期の気候変動などによるもの。特に地球近傍天体(NEOs)は、いつか人類滅亡の絶対的な脅威である。

・地球環境の変動​
人類の活動による地球の大気変化:人間の活動が気候変動や大気の変化をもたらす。人間活動で大気中の二酸化炭素濃度が極端に上昇すると、血中に二酸化炭素が溜まる二酸化炭素中毒を起こし、人類に身体的、精神的な悪影響を及ぼす可能性が指摘されている。

・人口過多:現在進行しているしている極度の人口増加が、逆に人類の破滅をもたらす。地球の歴史上、人類ほど数を増やし、また広範囲に広がった大型脊椎動物は他にない。1800年に10億人だった世界人口は1930年に20億人に達し、2011年には70億人を突破した。この極端な人口増加は人口爆発とも呼ばれる。人口が増えると、人類は必然的により多くの資源を消費し、より広大な土地を利用するようになる。

メリカの生物多様性センターによれば、環境が耐えられる限界を超えて増殖した生物種は、やがて劇的な減少を起こし、本来の水準に戻っていく。21世紀の世界では、発展途上国での出生率が高い値を取っている。スウェーデンの医師・統計学者ハンス・ロスリングは、世界人口の上限は120億人を下る程度であると推計した。

・太陽の進化:太陽の水素が消費されて減少し、活発な核融合が起こる層が表層に近づいていくことに伴い、約10億年後に太陽の光度が大きく上昇すると予想されている。この時に地球の海は蒸発してしまい、ごく僅かな生命しか生き残れないと考えられている。またそれより前の時点で、地球上の二酸化炭素濃度が低下して植物が生命維持できなくなり、生態系が崩壊する可能性も指摘されている。約70億年後から80億年後、地球は赤色巨星となり巨大化していく太陽に飲み込まれ、消滅するとされている。

・科学的事故
規制なく野放図に科学の発展を続けていくと、人間の制御できない新技術が生まれてしまい、結果として人間を滅ぼすことになる恐れがある。 
人間を超える超知能が開発された場合、これが人間の殲滅を目的に動き始める危険性がある。
自己増殖能力を持つナノマシン(グレイ・グー)が生まれると、やがてこれが際限なく増殖して地球の生態系を崩壊させ得る(エコファジー)。
地球上でマイクロブラックホールを発生させたり、素粒子物理学研究上で偽の真空やストレンジレット理論で提唱されているような「たまたま世界が存在できているバランス」を科学者が誤って崩してしまったりすることで、世界の崩壊を引き起こす事故が発生する危険性が指摘されている。実際に欧州原子核研究機構の大型ハドロン衝突型加速器が稼働して、素粒子を光速に近い速度で衝突させたときに、マイロブラックホールが生成されることが危惧されている。なお、大気中ではこの実験を上回る高エネルギー衝突現象が日常的に発生している。

・地球外起源の脅威
地球外生命の侵攻:一般にはSF上のシナリオと見なされている。地球外知的生命体探査(SETI)では、このような脅威についても真剣に検討されたが、結局起こりそうにないという結論に至った。

・人類を超える生物の登場​
現在の人類はホモ・サピエンスのみ生存し、他に生存していた人類は全てホモ・サピエンスとの競争に敗れ絶滅したが、将来これと同様のことが起こ、ホモ・サピエンスから進化した新人類によってホモ・サピエンスが滅ぼされるというもの。あるいは人類が現代の感覚ではとても人類とは言えない生物に進化し、生存競争で人類を滅ぼすというシナリオ。 

人類の進化は現在も続いており、その中から理論上は新たな生物種が誕生する可能性こそあっても、漸進的な変化そのものは種の絶滅にはあたらない。遠い過去の人類と未来の人類は遺伝子に差異を生じている可能性があるが、それだけでは系統学的に別種となったとは見なされない。時間がたつにつれて人類の遺伝子も変化し続けるが、これが自然環境下で完全に2つの種に分裂してしまうようなことは起こりがたい。 
一方で、人類が遺伝子工学などにより人為的に「一般的な人間」とは異なる人間(ポストヒューマン)を作り出す可能性がある。例えば人間と機器を融合した「人間」が生み出される場合が考えられているが、このような種の進化」は地球の歴史上前例がない。ポストヒューマンの登場によって、「古い」人類が滅ぼされる危険性も主張されている。 

・エヴァンゲリオン

正式名称は「汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン」。略称はEVA(エヴァ)。人類が14年の歳月と、天文学的な経費をかけて製造した巨大な人造人間。

知恵の実しか持たず出来損ないの群体として生き詰まった人類を、生命の実と知恵の実の二つの実を持つ完全な単体生物へと人工進化させる計画。

人類補完計画
人類補完計画にも「知恵の実」と「生命の実」が関係しており、2つの禁断の実を改めて人類付与することによって、魂と肉体の枷から解放させ全人類をより高次元の存在へと進化させる計画であるとされています

1995年から1996年に放送されたテレビアニメ。第3次アニメ革命を起こしたとされ、日本アニメ史上で5本の指に入るほど重要な作品である。海外でも日本を代表するアニメ作品として知られる。

・人類の退化​
上記とは逆に、人間は進化の極致に達しており、今後は適者生存の原理が通用しなくなるという説。19世紀に論じられ、今まで人類が誕生して進化してきたのとは逆に、今後は人類が退化していき滅亡に至るという。