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夢を求めて、女の一人旅物語

大好きなところはヨーロッパです。好きな言葉は夢です。ブログは私の心の窓です。

中国の南寧とベトナムのハロン湾  ①

2007年01月04日 08時16分07秒 | 旅行記
何年か前に、中国の山水が有名なところ桂林へ行きましたが、美しい景色に感動したので、桂林に似たようなベトナムのハロン湾へ行ってみたいと思うようになりました仕事の関係で、年末北京に着き、北京からハロン湾まで直行便がないので乗り継ぎと乗り換えを繰り返してとっても不便です。中国語で言えばかなり「長途跋渉」と言え、日本語に訳せば「長距離移動」となるでしょうか、でも途中で普段のツアーで行けないところへ行けると考えると、このルートに決めました南寧は広西壮族省の政府所在地であり、位置は広州の西にあり、海南島の真上にあります。有名な桂林と同じ「省」にあります。名前も場所もあまり知られていないようです。南寧市は中国少数民族の「壮族」が60%ぐらい住んでいるところです。気候的にはよいので、冬でもわりと暖かく雪が降らず、マイナスになることもなく、過ごしやすいところだと思います夏はかなり蒸し暑いそうです2002年から「東盟10国首脳会談」が始まり、毎年、その会議は南寧市で開催されることが決まっています。市民たちはかなりそれを誇りに思い、頑張っています南寧市は別名もあり、「緑の都市」と呼ばれています。植木は全国で一番だそうです。

市内は旧市街と新しい開発区が「芭河」を隔てて分かれています。食べ物はやはり桂林と同じ「ビーフン」となっていて、海の「北海」に近いので、焼き魚もよく食べるそうです。「ビーフン」と言うと「焼きビーフン」を思う人が多いかと思いますが、南寧の人たちは「タン麺」の食べ方をしています。現地の人たちはそれを「老油粉」と呼んでいます。

1日目はまず友達と二人で北京から中国の南寧へ向かい、朝7:30発の飛行機に乗ることにしたので、渋滞と事故を避けるため、早めに北京空港に着きました。ラウンジに入って、新聞を読んで、搭乗まで待っていました。

時間通り飛んでくれました北京から南寧まで2300キロで、飛行時間は3時間だそうです。機内はかなり込んでいて、前の列に(3席)一人しか座っていないから、隣の男性乗客に「あなた前の席に移動すれば、お互いに楽になるから、いかがですか?」と言ったら、彼はすぐ「うん」と。シートベルトランプが消えるとすぐ彼は前の席に移動してくれました。私が友達に「ルンルン」と言いながら2席を使って横になって、昨夜は4時間しか寝なかったので、機内の朝食はお粥で、友達はそれを要らないと、私はすこし風邪が残っていたので、お粥は丁度口に合うし、二人の分を食べて、ぐっすり寝ちゃいましたあっという間に南寧に到着しました。ガイドさんと運転手がロビーで待っていてくれました

ガイドさんは女性で細め方で、実家は南寧からバスで2時間ベトナム方面のところにあると、普通の感じです。運転手は小柄で、中肉中背の方です。車内は綺麗で、乗ってから、直接ホテルへ向かいました。五つ星ホテルを頼んでおいたので、でも友人から「地方の五つ星ホテルと言っても、あまり期待しないほうがいいよ、北京の三つ星と同じくらいの感じが多いから」聞いていました。空港からホテルまで30分ぐらいかかって、ホテルに到着しました部屋に入ると、広く、色は昔の皇帝の黄色を使っているため、一層部屋が豪華なように見えましたいい感じ(想像したより)でした。

早速お風呂をチェックしてみると、浴槽がありませんでした後で、ガイドさんからこちらの人はお風呂に入る習慣がないため、どこのホテルでも浴槽が設置されてないそうです。あそうか諦めるしかないかなそれから南寧市内観光を案内してもらいました。南寧市はもともと観光地ではないので、特別に何かがあるわけでもなく、でも「東盟首脳会談」が南寧市で開催されるようになってから、毎年東盟10国の「美食節」が南寧市で行われることになったそうです。まず、そこの会場として使われている公園に連れて行ってくれました。

公園と言っても、かなり広く、歩いたり、車に乗ったり、広さは22平方キロだそうです。玄関に入ると、「火炎木」が迎えてくれました。この木は珍しく、お花が「火炎」のようなものだそうです。葉っぱは季節によって、三色に変色するそうです。

天気がよく、公園はまるで南国にいるような気分になりました今朝は北京でマイナス5度くらいだったのに・・・

この広場は毎年「民族歌のイベント」会場となって、壁のデザインは「壮族」の人たちがよく使っている楽器の一つ「鼓」と言います。

この「竹の長廊」の長さが500メートルで、一本の釘も使わず、職人たちが70日間で完成したそうです。

「美食節」のときには、観光客と現地の住民たちがずらーっと座って各国の料理を食べながら大変な賑わいになるそうです。座る場所がないぐらい込んでいるそうです。「美食節」は東南アジアの10カ国の料理がその場で作られ、露天会場でのイベントになっています。

今はとっても静かで、まるで貸切の感じです「竹の長廊」を通って、面白い風景がありました。

ハンモックで寝ている人がいましたが、気持ちがよさそうでしたそれから、南寧市とタイの孔敬市友好都市となったとき、作ったお寺を見学しました。

建物はタイの職人さんが作ったという、タイらしい感じでなるほどと納得しました。最後は公園の中の「ソテツ公園」へお花が咲いたソテツを見に行きました。途中に大きい川があって、餌を買って、川の鯉に餌を投げると、大きい鯉がいっぱい寄ってきました。ガイドさんは「この川の魚は鑑賞用で、食べられません。

魚がたくさんいますよ、今日は少ないほうです」と。へへ!すごいよ!川の周辺には人が少なく、とっても素敵な風景に見えました

ガイドさんから「先日デレビで放送しました、ソテツの花が咲いたと、大勢の人たちがそれを見に来ました」と言っていました。ソテツ公園に入ると、びっくりしました。

竜の像がいっぱい・・・ソテツの木の花がいっぱい咲いていました中国唐朝時代のソテツもありました。大事に囲まれているようです。

中国の諺に「鉄木千年開花」があります。ソテツは千年に一回花が咲くということで、めったに見られないそうです。

なんだか見られたから非常に嬉しくなったので生まれ初めて、友達もガイドさんも三人とも大変幸せな気持ちになりましたソテツを撮影したり、ソテツと写真を撮ったりしていました。その後、市内にある少数民族博物館を見学しました。

小さい庭園に少数民族の生活ぶりを展示した家があり、この橋にも1本も釘を使わず、ネズミ防止のため、4本柱を使った倉庫もありました。

この建物は村の会議の時、村長さんが「鼓」を叩くと、村民がやってくるそうです。


女の子が手作りでお土産を売っていました。少数民族の生活様子が目に浮かびます。

橋と建物はデザイン的には洒落た感じでした。今、南寧市周辺(かなり山の中)に少数民族は昔の習慣を守りながら、自給自足の生活をしているそうです。夕方になりました。朝が早かったので、ホテルに早く帰ろうとガイドさんに言ったら、「最後に、南寧の旧市街へ連れて行ってあげます」と言われたので、旧市街へ行きました。

汚いというか庶民的というか「もういいですよ、ホテルに戻る」と。夕食はフリーだから、自分たちは適当に食べるからとガイドさんと別れました夕食はホテルの近くにあるレストレンへ行ってみたら、地元の人が多く、環境に慣れてないというか、海鮮えびが美味しかったです。

ホテルには宿泊した客が少なかったので、レストランとバーは全部閉まっていました夜中に廊下で喧嘩をしている人がいたり、枕が柔らかすぎたし、寝つきが悪かったです明後日、南寧に戻ったら、絶対別のホテルに変えてもらうと決めました
  


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Unknown (xiangwen)
2007-01-04 14:45:09
お陰様でソテツの花をみる事が出来ました。^-^幸せも
きっといただけると信じている。
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