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韓国文化の紹介。

韓国の散歩道 望郷

2006-01-02 17:42:01 | 写真

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漢江(ハンガン)は、朝鮮半島の大河である。北漢江は、北朝鮮の山脈に源を発し、春川を経て、京畿平野に入り、ソウル近郊で南漢江に合流する。 

南漢江は韓国南部の山脈から、京畿平野に入り、北漢江を合わせた後、ソウル市内を横断し、西行して、再び北朝鮮に入り、黄海に注ぐ。

ソウルの西、50Km程下ったところで、臨津江(イミジンガン)が北朝鮮より流れて来て合流する。対岸は、北朝鮮である。

ここ魚頭山(オドサン)に、民族統一の悲願をこめて、統一展望台が設置された。1992年のことである。

いらい、多くの韓国国民がここを訪れ、遠く、分断された故郷に想いをはせている。

旧正月、旧盆を始め、北朝鮮に残してきた、親族の安否を気遣ったり、祖父母、父母達の命日には、ここを訪れ、祈りを捧げる。想い極まり、号泣して、対岸に呼びかける光景もしばしば目にする。

写真の左側から、漢江が流れ、右側から臨津江が流れ込む。向こう側は、北朝鮮の村落である。

展示品は、北朝鮮の切手、教室、家庭の風景である。民族統一の願いを込めて、セレモニーも行われている。