HSGA(ハワイアン・スチール・ギター協会)のホノルル・ワイキキ・コンベンションが4月27日から3日間クイーン・カピオラニ・ホテルの
ピーコック・ルームで開催されているので、HSGA会員の私もその2日目(だけですが・・・)を見に行きました。
このホテルはNUAのメンバーがウクレレ・フェスティバルに出演した1995年、2000年、2002年、2005年そして2007年と5回も宿泊しただけでなく、私自身も2009年までの毎年夏になるとかならず宿泊していたおなじみのホテルですが、近年経営が変わったため2010年のときはNUAメンバーはアストン・ワイキキ・ビーチ・ホテルに宿泊しました。
このピーコック・ルームは以前オータサンが定期的に演奏していた場所であり、NUAのリハーサルにも使っていたので久しぶりの訪問にも違和感がありませんでした。
部屋に入ると50名程度の参加者がゆったりとテーブルを囲んで会員の演奏を楽しんでいました。
なかにはiPadで動画撮影をしている会員までおられました。
以前は日本支部の責任者としても活躍していた東間さん(旧姓池畑さん)がご病気のためおいでにならないのがさびしい感じですが、この会の責任者である前会長のカマカ・トムがPAの調整に、ベースやウクレレでのバックアップにと大活躍でした。
上記のステージでベースを弾いているのがカマカ・トムでウクレレは前日スチールを演奏したライオンさんです。
ライオンさんは別のステージではベースを担当するなどサポートに飛び回っていました。
そしてトップの写真と下のアップ写真がもとNUA会員の小林英子さんで、バックのギターは仁八さん、ベースは斎藤さんです。
ジェリー・バードがHSGAをつくり、アレン・アカカに会長を譲ってからもしばらくは「ホオラウレア」というプロ奏者の競演が毎年あったのですが、その後隔年になりついに今年はその年に当るにもかかわらず開催されず、会員の親睦演奏会とでも言える「コンベンション」のみとなってしまいました。
そのコンベンションでも地元ハワイの演奏家より日本やカナダそしてメインランドからの奏者の方が多いという状況ですので、このあたりで盛り返さないとハワイで生まれたこの楽器が衰退してしまうおそれが十分にあります。
さいわい別項目でご紹介しました「メレ・メイ」のなかでスチールに関する催しが二つ設定されていたり、HSGA自身も4月30日にワイキキの図書館でそして5月1日にはカピオラニ公園でそれぞれ一般向けの演奏会を予定しているなど挽回に注力してるようですので期待していきたいと思います。
なお今回の責任者カマカ・トムとは30年前に会って以来の再会でしたが、当時の思い出話に盛り上がりました。
クイーンカピオラニホテルは、数年前、一回だけ泊まったことがありますが、カードをかえても2回もカードの不調で部屋に入れず、締め出しをくった変な思い出のあるホテルですが、なかなか過ごしやすいいいホテルだったとの印象がありました。
MATTさん同様、素晴らしい演奏家はどんな楽器でも簡単にこなす方が沢山いらっしゃいますが、当たり前のことなのでしょうが、日本から来られた仁八氏(義文氏?)はスチールを斉藤氏(公宏氏?)は、ギターを演奏している姿を拝見したことがありました。
いくら経っても、一つの楽器を満足に使えない自分が情けないです。(涙)
「エントランスの外壁が真っ赤だ!」とか、
ステージの光の当たり方から「ホールに入ってスグ右側の壁の所にステージを組んだのかな?」とか…(^_^;)
クイーン・カピオラニ・ホテルは、エレベーターがちゃんとフロアと面位置で止まらなかったり、ボタンを押しても反応しなかったり、階を飛ばされたりと、
設備としては「直して!!」という感じですが、全体的に味のある素敵なホテルで好きです。
アストン・ワイキキは、何処にでもある最近のホテルという感じでした。
次回行ったときにどちらを選ぶ?と言われたらカピオラニにするでしょう。
仁八さんは初日に、斎藤さんは3日目にスチ-ルを演奏されましたが私は行っていないのでお二人の演奏は拝見していません。
もしかすると5月1日のレイデイコンサートで聞くことができるかもしれないので楽しみです。
NUAが参加する年には私の部屋でダイヤモンドヘッドをサカナにNUAの皆様と飲んだものでした。
あ、入り口はきれいな臙脂色に塗りなおされていました。
私のコンドのある建物のエレベーター塔外壁も当初このあざやかな臙脂色に塗られていたのですが
http://blog.goo.ne.jp/goomatt/e/4c4a2898bb768f804313d1422776990b
最近塗りなおされて緑色になってしまいました。
ハワイでそんな状況では、はたして開催する意味があるのか、と思ってしまいます。
縮小せざるを得ないところまで追い込まれているのでしょう。
いっそのこと、日本に開催地を移してしまったほうが、それなりにファンはあつまるのではないか、と思います。でも、似たり寄ったりかなあ・・・。
ここはMATTさんの人脈をフルに使って、集客アップを図るしかないですよ。
よろしくお願いいたします。
まず6月12日(日)にはマリオット・リゾート・アンド・スパ3階のモアナ・テラスでジョージ・クオ、マーチン・パヒヌイ、アーロン・マヒによるスラックキーと歌が演奏される予定ですが、ときどきスチールのボビー・インガノがそれに加わることがあります。
15日(水)にはハレクラニ・ホテルのハウス・ウイズアウト・ア・キーでグレッグ・サーディナのスチールが聴けると思いますし、同じ時刻にお隣のアウトリガー・リーフ・ホテルのカニカピラ・グリルでシリル・パヒヌイ・バンドが出演し、若手ナンバーワンSG奏者のジェフ・アウ・ホイが出ると思います。
そして16日(木)にはさきほどのモアナ・テラスでケアヴェ・オハナの演奏があり、司会とスチールをアレン・アカカが務めます。
以上が定期的な催しですが、不定期に各所でスチールの音と出会うこともあると思いますのでご期待ください。