MATTのひとりごと

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4弦ポータブル・スチール・ギター

2008年12月05日 | スチールギター

工作参加者のブログはErnieさんきまさんshu-sanNYA☆MIさんschuntamaさんiisanの皆さんです。

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私の場合、ちょっとしたパーティーに参加する際にはウクレレを持参することが多いのですが、移動手段が電車のためウクレレに比べてかなり重たいスチール・ギターを持参するのにはちょっと抵抗があります。しかし特にハワイアン音楽関係の集まりではスチール・ギターの音色があることで雰囲気が「ハワイアン」になりますので、以前から「ポータブルのスチール・ギターが欲しい」という思いを強くもっていたのです。

そしてこれまでにもミニ・サイズのエレキ・ギターを改造したり、ギタレレにスチール弦を張ったりして見たのですが、サイズや重量でイマイチの感が拭えませんでした。もともとスチール・ギターのソロ曲を弾くような力量の持ち合わせがないことも幸いし(汗)、歌の合間にちょっとだけメロディーを入れるとかフラソングでバンプを弾く程度に使える機能があれば十分と考えていましたので、ポータブル用に特化した「4弦スチール・ギター」の開発に着手いたしました。

普通のスチール・ギターの弦数は最小のものでも6本はあります、これはもともと6本弦のギターからの転用であったことに因るのですが、もしハワイアン・バンプを弾くことをメインの目的と考えると3~4本あれば何とかなりますので、ここでは4本弦とすることにいたしました。4本弦の調弦は開放弦でC6すなわち1弦からE-C-A-Gといたしました。第4弦のピッチ(音高)をEまたはCに下げれば少しだけでも低音が得られるのですが、ここでは普段弾き慣れている1~4弦の調弦と同じ設定にしました。

ただしこの楽器を将来「チェンジャー」にまで発展させることも視野にいれています。すなわち2弦のCを半音高くすれば開放弦でAセブンスの調弦になりますし、3弦のAを半音高くすれば開放弦でCセブンスに、そして2、3弦を同時に高くすればGディミニッシュになりますので、簡単な楽器の割には面白い演奏ができると思っています。この機能の実現にはペダルと連動するアクチュエーター(可動機構)の設計が必要ですので第二ステップの宿題とし、当面は自転車のブレーキやギヤシフトの機構からの応用を勉強中です。

「ポータブル」にするためにはボディーの材料選定とチューニングの機構設計、そしてピックアップの開発が必要となります。ボディー材料としては工作の容易な木材を使う、という方法がありますが、ここでは将来のチェンジャーへの発展も考えてアルミの押し出し材によるチャンネル(断面がコ字形をしたもの)を選定しました。素材を扱う店に行くとさまざまな形状のアルミ・チャンネルが置いてありますが、4本の弦間隔を10~11ミリと仮定すると4本の弦全体で30~33ミリになりますので平坦部すなわち指板に相当する部分の幅は最低でも40ミリ、できれば50ミリは欲しいところです。そこで今回は平坦部の外形寸法が50ミリ、両側の壁の高さが外側で25ミリずつ(肉厚はいずれも3ミリ)という材料を選びました。

そして「ポータブル・スチール・ギター」の全長としてはこのチャンネルが2メーター長で販売されていることからそれを4等分した500ミリと決定しました。(ちょっと動機が不純ですね!)この全長をできるだけ生かした弦長に充てるためにはボディーの両端で弦を折り返し、チューナー(弦巻き)をボディー中間のいずれかの位置に置く必要があります。「ウクレレ快読本」でご紹介したRISA社の「ウクレレ・ソリッド(旧名ウクレレ・スティック)をはじめとしてギター、ウクレレ、ベース等の楽器でこの「折り返し」方式の楽器が見受けられますが、ここではピックアップの厚さを保つ必要もあってそれらの楽器とは異なる「両端折り返し」方式といたしました。

折り返し部分には当初円形断面をもつ木材棒の側面にボディーを挟み込むスリット(隙間)を設けたものを2個つくり、ボディー両側から挟み込んだプロトタイプ(機能試作品)を作成し、機能の確認をした結果、大きな問題点が判明いたしました。それは使用した木材の材質自体は結構硬いのですが、スチール弦を張ることでどうしても表面がへこむだけでなく、それが3、4弦に使った巻き弦の巻きピッチ(山)どおりにへこむために、調弦時にスムースでないピッチ(音高)変化が起こってしまいます。

木材よりは表面の固いプラスチックによる実験を行いましたが、巻き弦が滑ることでやはり表面が削られる傾向があることから方針を変更、窓や仕切り戸に使う「戸車」のホイール(輪)部分だけを取り出して使うことといたしました。これであればたとえプラスチック素材であっても表面が削られることはありませんし、弦の動きもスムースになるという利点があります。これを4個ならべてひとつのシャフト(軸)にはめ、それぞれの弦に対応させる構造といたしました。

取り出したホイールの中心軸直径を計ったところ4.7ミリでしたが、われわれが手軽に入手できる丸棒にしても円管にしても外径寸法が1ミリステップとなっているためここでは外径5ミリ、内径4ミリの真鍮製円管をシャフトとして使い、4ミリのビスでフレームに固定するとともに、これにホイールを挿して自由に回転できるようにとホイールの中心穴を5.1ミリ径のドリルで広げて使用しました。また、ホイール同士の間隔がそのまま弦の間隔となるため、シャフトにホイールを挿して組み立てる際にそれぞれの間に5ミリのワッシャーを4枚ずつ挿入することによって11ミリの弦間隔をもたせました。

チューナー(弦巻き)は定評のあるゴトーのギター用マシーンヘッドを使うことにいたしました。これは左右3個ずつの合計6個がセット販売されていますので、とりあえず2セット購入しました。これで「4弦スチール」3台分という計算になります。そしてラップ(膝載せ)スチールとして使用した場合、ボディーの中央部が膝に当たらないことからボディーの中央部にチューナーを設置することといたしました。また、折り返し軸の位置をボディー両端から各5ミリとしたので弦長は490ミリとなり、使用する弦のゲージを1弦から0.014、0.018、0.022、0.024(単位はインチ)といたしました。弦はエレキギター用のバラ売り弦です。

「スチール・ギター」の心臓部であるマグネチック・ピックアップはエレキ・ギター用やエレキ・ベース用として数多く市販されていますが、ギター用は当然6弦用であるため今回の目的には合いませんし、ベース用はサイズが大きいためこれまた使えません。そこで自作することとしたのですが一番の問題点はマグネット素材の入手方法でした。マグネット屋さんのカタログをみると一番ポピュラーなマグネットであるフェライト・マグネットでは寸法や磁気的な性能が今回の目的に合致しなかったため、最新で最強のネオジム・マグネットの直径4ミリ、長さ10ミリの円柱状のものを購入いたしました。

一方このマグネットの周囲に巻くコイルの材料としてはポリウレタン被覆の銅線(直径0.2ミリ)のものを秋葉原で購入してきました。20メーター単位でバラ売りされているもので十分目的には合うのですが、いざコイルを巻く段になって絡まってしまうことも考えて正規のリール(糸巻き)に巻かれたものを購入いたしました。そしてピックアップのボビン(巻き枠)としてはPVC(塩化ビニル樹脂)の角材(12×10ミリ)から加工することにし、フランジ(鍔)としてはバルクCD-Rのケースに入っていた0.6ミリ厚のPC(ポリカーボネイト樹脂)円盤から切り出したものを使いました。

それではボディーの加工に取り掛かります。最初の難関は両端のホイールの収まる部分です。何しろ手持ちの工具としては電動ドリルと金ノコそして金ヤスリ程度のため、両サイドの切り込みを入れた後ドリルで連続した穴をあけ、モンキーレンチを利用してその部分を曲げて切り取り、最後にヤスリで仕上げる、という作業です。

次の難関はチューナー(弦巻き)用のシャフトとスリーブを通す直径10ミリの穴あけで、家庭用電動ドリルの限界である直径6.5ミリまで開けた穴をテーパー・リーマーで直径10ミリまで広げる作業ですが、これには結構な体力を費やしました。そしてそれ以外の穴あけはすべて電動ドリルでおこなえるため穴開け後にはバリ(切りカスのはみ出し)をヤスリで削るだけ作業は終了しました。

続いてピックアップの製作です。PVCの角材の10ミリ厚の側を5ミリにまで削ります。木工用の鬼目ヤスリでもサクサク削れるのですが、ヤスリ表面に付く削りカスを頻繁に取り除く作業が大変なのであらかじめ6ミリ程度までノコギリで切っておけばよかったと反省しています。これに11ミリ間隔でマグネット埋め込み用の直径4ミリの穴を4個あけるとともに、コイル作成時の回転軸用とコイル完成後のボディーへの取り付け用にちょうどその中央の位置にも3ミリの穴をあけます。

次にマグネット埋め込み用の穴を利用して0.6ミリ厚のPC板から切り抜いたフランジを4ミリのビスとナットによりこのボビンの両側に取り付け、フランジの周囲の角張った部分をヤスリで削り落としておきます。コイル巻き作業に取り掛かる前にポリウレタン被覆銅線の巻かれたリールを専用のシャフト(軸)に取り付けます。リール内に寸法の異なる2~3個のPVC円管を差し込み、直径3ミリの鉄線をコの字形に折り曲げてシャフトの機能をもたせるのです。

そして卓上バイス(万力)を2台用意し、片方にはこのシャフトを固定し、もう一方にはハンドドリルを水平に固定し、そのチャック(顎)部に先に作成しておいた「コイル作成用回転軸穴」に3ミリ(長さ20ミリ程度)のビスを締め付けたものをしっかりと取り付けます。コイルの巻き始め部分をフランジに開けた穴から引き出してから粘着テープでボビン外側に仮止めし、コイル巻き作業を開始します。2台のバイスの位置関係を調整してからハンドドリルを回転させますが、その際に片手の指でリールから引き出される銅線がうまくボビンに巻きつくようにコントロールするとともに、適度の張力を保って巻かれるようにします。約500回巻けたところでコイル作成を終了し、銅線がほどけないように粘着テープでこちらも仮止めしておきます。

コイルとしてはこれで完成ですが、念のためエポキシ接着剤でコイル全体を覆うように埋めておきます。エポキシが固まったところでフランジを押さえていた4ミリのビスを抜き、かわりにマグネットを極性が同じ向きになるように差し込みます。フランジを含めたコイル全体の厚さが7ミリ近くになりますが、マグネットの長さが10ミリあるので、ボディーに取り付けた後にこのマグネットの位置を動かして感度調節が可能となります。

これでピックアップが完成しましたので非磁性体のネジでボディーに取り付けるとともに、2本の銅線の被覆をはがしてから出力ジャックの2箇所の端子にハンダ付けいたします。

次は指板の作成です。スチール・ギターの場合は「フレット」は演奏位置の目安に過ぎず、フレット線を埋め込む必要がないため印刷で作成が可能です。そのかわりハーモニックス奏法時のことを考慮して36フレットすなわち3オクターブ分のフレット位置の印刷があると便利です。私たちが普通接している音階は12平均率すなわち1オクターブを12音に分け、隣り合う音同士のピッチの比が2の12乗根になるようにつくられており、スチール・ギターのフレットもそれに準拠しています。この「2の12乗根」を小数点以下4桁まで表示すると1.0595で、これを12乗すると2.000836と、かなり2に近くなります。スチール・ギターの場合は「目安」に過ぎませんのでこれを使ってフレット位置を書いても大きな間違いにはなりません。

ちなみに開放弦の1オクターブ上に相当する12フレット位置は弦長全体の中央、24フレット(2オクターブ上)は左端から弦長の4分の3、そして36フレット(3オクターブ上)は同じく左端から8分の7の位置となります。

私たちが普段使用しているインクジェット・プリンタの大半は最大長さが297ミリのA4サイズまでしか対応していませんが、今回のような弦長490ミリの楽器で36フレットまでの印刷をするためには長さが440ミリ近い用紙が必要となります。これはA3の紙(長さ420ミリ)でも不足です。ただ、幸いなことにL判(幅89ミリ)や2L判(幅127ミリ)で長さが10メーター程度のロール状の用紙が販売されていますので、これを裁断して使用すれば「ロール紙対応」以外のプリンタの大半でも使用が可能となります。この楽器では1フレット付近にホイール取り付け部があるため、印刷したフレットの一部分は貼り付けることができないのですが、ボディー側面の弦長の半分(ここでは245ミリ)の場所に印をつけておき、ここに12フレットがくるように貼り付けることで1フレット側を多少切り落としても正確なフレットの位置関係が得られます。貼り付けには両面テープを用い、貼り付けた指板の表面がすぐに汚れてしまうので、貼り付け前にクリヤラッカーを吹き付けておくことをお勧めします。

完成した「4弦スチールギター」はスタンダード(ソプラノとも言います)サイズのウクレレよりもやや小さいので「スタンダード・ウクレレ2本用のケース」に収めることができますし、「本物のスチール・ギター」と比較して重量も極めて軽いので持ち歩き時の負担も大幅に軽減されます。

引き続き最初に触れた「チェンジャー」への発展を模索していますので、出来上がった段階で私のブログで発表させていただきます。

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35 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すずめさん (MATT)
2008-06-06 16:46:19
2年のキャリヤがあれば十分ですよ!


2~3曲お持ちいただければその中からなんとか合わさせていただけるとおもいますので・・・・


それじゃ明日!
     
お手柔らかに・・ (すずめ)
2008-06-06 16:33:05
コード進行の簡単なのしかまだできません。
スチールは触り始めて2年ですから。

セッション、お手柔らかに、なんとか合わせられ
ますように頑張ります

神戸でお待ちしております☆
すばらしい! (MATT)
2008-06-05 20:08:01
それじゃ前夜祭でなにかセッションをしませんか?
易しい曲ならなんとか付いていきますから。(・・・以前バッシュのレポートをされてしまったので実力はバレていますね!・・・汗)
ひょうたん! (すずめ)
2008-06-05 17:33:19
一個でも収穫できたら立派ですよ~
今年はIPUより少し小さい大ひょうたんを育ててます。
今年うまくいったらもう一度IPUに挑戦しようかなと
思ってます。なんせベランダ栽培なので難しいです

気合入れてアコースティックスチールを持って
行きます。10kgオーバーもするので気合が要ります
雨が降らなかったいいですね。
すずめさん (MATT)
2008-06-05 14:16:49
昨年ヘチマといっしょにヒョウタンを植えたのですが、今年になるまで実が生っているのに気が付きませんでした。たった1個でしかもウクレレのボディーより小さい外形なのでちょっとイプは作れそうもありません。今年は苗が置いてなかったのでまた来年挑戦します。


スチールに限らずひとまえでジャンジャン弾いたほうが度胸がつくと思いますよ。
スチール! (すずめ)
2008-06-04 17:34:00
毎日、ご購読ありがとうございます。
といっても変なことばかりに熱中しておりますので
お恥ずかしい限りです。

スチールギターの超ベテランさんばかりの前で
スチールギターを弾くのは恐れ多いですわ

ああ、どうしましょ
すずめさん (MATT)
2008-06-04 12:58:50
毎日の「日記」を楽しませていただいてます。


神戸では是非アコースティック・スチールを聞かせてくださいね。
すご~い☆ (すずめ)
2008-06-04 11:41:01
これならウクレレとスチールギターを手軽に持ち運べ
ますね。

おかげ様ですっきり喉は治りました。
今週末は神戸ウクレレ交流会ですね。
お会いできるのを楽しみにしてます☆
挑戦の連続で・・・(汗) (MATT)
2008-05-31 16:38:02
なにしろ「影も形もない」ものをつくりだすので、何度失敗したかわかりません。


さらに貧弱な工具で加工するために、手間がかかり、息切れもする(これは普段もですが!)というありさま。


これの工作講座の対象者はかなりの工作経験者でないとキビシイでしょうね。(工具がないので・・・・涙)
“凄い”の一言 (ウクレレオヂサン)
2008-05-31 15:28:47
この言葉以外に思い出せません!
挑戦する姿勢に感服!見習いたいと思います。

しかし、新規PCが昇天ですか!大変だ!
今度の本は、努力に涙が加わってるんですね。
執筆のほうは・・・(涙) (MATT)
2008-05-24 17:30:23
相次ぐPCの昇天により大幅遅延となっております。


まさか新規に購入したPCが逝くなんて想像していなかったので大慌てです。


ピックアップ用のマグネットと銅線はタップリとありますのでそれ以外の部品を集めて置いてくださいね。


それからチェンジャーの構造もチャリのブレーキ用ワイヤーとスリーブを使うつもりなので教えてくださいね。

完成バンザイ! (Ernie)
2008-05-24 12:34:34
執筆の方はいかがですか?


ピックアップの製作方法も判りましたので、そろそろ材料集めでも始めます。
paul okuboさん (MATT)
2008-05-23 16:36:04
こちらにもようこそ!


あの巻き線装置には苦心しました。


実際に巻くまで、本当に巻けるのか不安でしたが、巻き始めたらサクサクと巻けました。


でもあれだけの量の銅線があるとピックアップが数100個作れる勘定になります。


ネオジム・マグネットの威力もモノスゴイです。
普通の市販のピックアップにはその昔はアルニコ5という合金磁石を使っていたのですが、その後フェライト・マグネットが全盛となり、さらにはサマリウム・コバルト(サマコバ:って私が呼ばれたみたいな名称!)に代わりました。
このネオジムを使ったピックアップがあるかどうかは分からないのですが、デビュー当初は安定度が悪かったこのマグネットも現在では完全に主役となっています。

いやぁ すごい (paul okubo)
2008-05-23 15:13:04
前にベースウクレレを紹介していただきました。
今回はスチールウクレレですか。
特にピックアップの自作には驚きました。

下のウクレレの顔が面白いですね。
NYA~SAN (MATT)
2008-05-22 22:41:45
お誕生日おめでと~


このコはちょうどふた周り下になるわけですがよろしくです。
完成おめでとうございます! (NYA☆MI)
2008-05-22 22:24:28
5月22日生まれなら
NYA~SANとおんなじです☆
4弦だとスチールギターならぬ
スチールウクレレみたいですね!
mannaさん (MATT)
2008-04-05 06:55:10
私も子供の科学(誠文堂新光社)や模型とラジオ工作(科学教材社)の本を愛読していました。
ちなみにこの2社は神田錦町でお向かい同士の出版社でしたので、ときどき遊びに行ったことがありましたっけ。


最近の工作キットは「お仕着せ」のものが多いのでそれに反抗して?フルスクラッチのものに挑戦したいとおもっています。このためには何度か試作を繰り返さないと成功しません。このスチールギターも早速「設計変更」が必要となりました。
子供の科学or模型とラジオ@ハワイアン (manna)
2008-04-05 01:26:58
こんにちわ!!

電気工作、素敵です!!
マジンガーZの特大プラスチック製の人形が演奏できるくらいの大きさでしょうか??

幼いころ一冊ずつだけ買ってもらった、科学雑誌を思い出します(^^)
schun玉さん (MATT)
2008-04-02 13:30:58
深夜から早朝まで寝ないでがんばってますね。虎箱を壊してもカラダは壊さないでください。


商品化するとしたら「New製品」の位置づけでしょうか。


電気工事には最低でも2級電気工事士の資格があるとスムースな作業ができます。
うずうず!! (schun玉)
2008-04-01 21:48:35
これはめちゃめちゃ楽しそうではありませんか!
ラップの4弦というのが実にキモであると思います。商品化されてないのが不思議なくらいですね。
これでコールクラークのスケボーラップスチールの向こうを張りましょう!
ピックアップや配線など電気工事は私にはさっぱりですので、詳細を心待ちにしております。

こあさん (MATT)
2008-04-01 13:43:49
コメントありがとうございます。

幸い最近はICカードが多くなったので多少被害が少なくなりましたが、磁気カードはかなり離れていても影響されるので心配ですね。

ところで銀河鉄道はいかがでしたか?
老婆心ですが・・・ (こあ)
2008-04-01 12:28:56
強力磁石を使うと磁気カードがダメになることがあります。うまくシールドしてやれば無害になりますが、かつて希土類磁石の研究に携わった者としてご注意申し上げます。

何度となく会社のIDカードがダメになり、総務に怒られたものです。
最近は (Ernie)
2008-03-31 14:28:09
回路図ばかり色々書いては書き直しています。
マイク用にプリアンプを追加したりして。
2入力用も改良型を作りました。
↑ の物も早速手を付けてみます。

しかし、なかなか思うように進みません。
前期高齢者だからでしょうか...
NYA☆MIさま (MATT)
2008-03-31 14:11:19
「聴く」のではなく「弾く」に挑戦してください。


周囲の後期高齢者の皆様だってがんばっているのですから・・・・・
お、Ernieさん、お元気でしたか! (MATT)
2008-03-31 14:07:46
無理難題にまともに立ち向かうと寿命が短くなりますよ!


ライン信号レベルとマイク信号レベルのバランスを改善するにはライン信号レベルをさらに下げ、逆にマイク側は「切り替え」をせずに出力に直結します。


ライン信号レベルを下げるには「抵抗入り」の接続ケーブルを使う方法がありますが、普通のケーブルを使うのでしたら次のような方法があります。


1)まず二つの6.3mm入力ジャックを「切り替え機能つき」すなわちプラグを挿すとそれまで接続されていた回路が切り離されるタイプと交換します。


2)一方ライン入力(すなわち大レベル信号入力)用に3.5mmのステレオジャックを追加し、そのL、R出力を330kオーム程度の抵抗器を介して上記の「切り離される側の端子に接続します。


この2項目と最初の「直結」の併用で限られたエネルギーを最大限生かせるミキシングができると思います。
美しいです! (NYA☆MI)
2008-03-31 12:34:51
実物を拝見して、きれいな仕上がりに驚きました。
次回はあの強力磁石で、演奏が聴けるようになりますね♪
楽しみにしております。
出遅れました。 (Ernie)
2008-03-31 12:32:19
最近、親方から提起された問題解決に無い知恵を絞っていたら、こちらのチェックが疎かになってしまいました。

ピックアップも自作ですか?材料は?ターン数は?全部気になります。
詳細記事のアップを心待ちにさせて頂きます!
レトロ(メトロ)ノームにスチールギター、どちらも挑戦させてもらいます。

PAXの改造品はすでにPAXとは呼べないような構造になってしまいました。
(ハンダ付けは回数の割に全然うまくなりません)
やっぱり電気(子)知識がないとダメですね。
円と直線の接点は一箇所ですので (MATT)
2008-03-31 10:56:26
弦の全長は簡単に求められます。


これはスチールギターのバーでも言えることで、スチールバーの場合はさらに先端の半球状の部分を利用して「変則スラント奏法」すなわち直線上にない3音を本来直線状であるスチールバーで拾う際にもこの「円と直線の接点」関係を利用しています。



いずれにしても加工が容易ということで木材をこの部分に使用したのですが、設計変更が必要となりました。
これは! (きりん)
2008-03-30 17:11:13
工作意欲をくすぐられる品物です!
ところでサドルというかナットというか、
丸棒でスケールを決めているのですね?
これで1フレットの位置を正しく出すとは、
匠の技ですね。
実は・・・ (MATT)
2008-03-30 13:06:40
CDとDVD関係のシステム開発と製品開発を担当する前は電気音響変換器すなわちマイク、スピーカ、レコード用ピックアップそしてヘッドフォーンの設計担当でしたので、このあたりのことは結構馴染んでいました。


普通のギター用ピックアップではシングルコイルのものは平板状のマグネットの上に磁極(ポールピース)用の磁性体を載せて弦と対向させるものが多いですが、ここでは磁性体のポールピースではなくネオジム磁石そのものを磁極に使用し、その周囲にエナメル線を巻く方式にしてあります。その代わり、各磁石の弦と反対側は鉄の薄板で連結することでヨーク(磁気回路の性能向上部品・・・ちょっと定義がオカシイですが・・・)として作用させます。


今回の試作品はあくまでも「機能確認用試作品Functional Prototype」です。これによりいろいろと問題点がはっきりしてきましたので、次の試作ステップに移るつもりです。
Unknown (rot-N)
2008-03-30 12:31:30
うわぁ、お見事ですねぇ。
しかも、ピックアップも自作ですか?
エナメル線を巻くボビンは、何を使ったのでしょう。ピックアップのケースも見事です。

electric guitarの自作でいちばん大変なのがピックアップですので、6弦用を使ったのかと思ったら、あれ?ピンが4本。驚きました。
yonakaさん (MATT)
2008-03-29 14:47:20
真夜中の書き込みありがとうございました!

さっそく「作りたい」というかたからご連絡いただきました。でも、NUAの工作講座ではちょっと時間が不足かもしれませんね。(4回連続だったりして・・・・)

演奏のほうは「スチール演奏講座」でもやりましょうか。フラソングでしたらキーC、G、Fのバンプだけ弾ければOKですから・・・・

おぉ~、 (yonaka)
2008-03-29 02:06:20
これは是非聴いてみたいです。
手軽にハワイアンな雰囲気が出せそう!
(工作技術と演奏技術が無い私には無理か・・・汗!)
メッチャ忙しいさなかに (MATT)
2008-03-27 21:16:55
こんなことやってます。


でもうまくできたら「工作のページ」にしようかと・・・・
おー! これが、、、 (iisan)
2008-03-27 20:33:51
ほんにポータブルですねー!
途中経過品、見たいものです。
音も聴きたいものでございます。

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