山にはやまの、里にはさとの

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山ゆりの帯化現象

2018-05-17 | 日々徒然

山ゆり帯化現象が偶然始まった。 《その記録》

 

遡って記録をたどってみたら帯化株の芽だしの画像が写っていた。上図左

 

十年も前から畑には山百合がある、種がこぼれて発芽するが、ウイルス病に掛かりやすい為満足な開花は望めないが

それでも毎年開花を見る。そんな中、時として山百合の帯化現象が起きる。これで二回目の体験であるが突然発生す

ので何故起こるのかは全くわからない。今回はまたと無い機会なので記録したいと思っている。、、、、、、、、

 

帯化現象は穂先に起こるのだとばかり思っていたがどうも違うようだ。地際の茎の根元も既に帯化が見られるので種子の
時点で決まっているのではと思う。今日の段階で蕾が無数に上がっているのが見える。この球根は数年前も帯化現象が起
きているので何か突発的に起きているとも思いない。遺伝的要素も有るかも知れない。,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,

 

山百合の生長点には油虫がよく付くので毎日注意深く見ている。殺菌剤、殺虫剤、展着剤を混ぜて少量かけている。

つぼみを数えてみたが20個以上はあるようだが未だ小さいので分からない。(2018-5-22)

 

こちらの株は古い畑の主だった。これまで毎年沢山の花が見事であった。しかしうっかりしてアブラムシにやられて

いることがわからなかった。その精かご覧のような病気が発生した。再起不能のようだ。

                                              

 

左図は側面から右図は上から見た画像で、日に日に成長が見えます。つぼみを抱えた先端は片方に曲がりました。この曲がりは直しようもありません。どうなるか気がかりですが。山百合は西日が嫌いなようです。

 

 

山ゆり咲きました。しか~しあの奇跡の"帯化やまゆり"は唯の三輪でした。20個程あった

蕾が次々と落下して開花迄残ったものは三輪でした。山ゆりは山て゛見るのが一番とは重々

分かっているものを!。

  

懲りずに又始まった。畑一面に繁殖した鬼百合の花粉を山百合一輪に付けて見た。授粉が成功した

としても開花するのは数年後、果たして見れるか見れぬかは紙一重の心境だ。

 

早朝5時に起きて畑に着く、朝から暑さも半端ない。しか~しやまゆりのほのかな香り辺り一面に。

何か懐かしい香りである。山野を駆け巡った遠い昔、ふるさとを思い出す。