表題の画像説明-《回顧録》-塔の岳山頂から撮影
この事件は例え予兆でなかったとしても、あの震災、開設者の古里は大地震、大津波、原発事故と三重苦に見舞われた。古里の住民は悉く
離散した。昔、都会の人があの戦争で田舎に"疎開"せざるを得くなった。そして農村に疎開した。今度は農村の住民達が"疎開"せざるを得
くなった。天災ならば我慢して復興に懸命になるだろう。ところが原発事故で古里に帰ることが出来なくなった、恐ろしいのは人災原発で
ある。洒落にも成らないが昔は、"地震雷火事親爺'だった。そして現世は"原発地震雷火災"と云いよう。昔の人は富士山に笠雲が掛かると
お天気が悪くなる、あれは地震雲だなどと囁いた。文明の進んだ今日でも天変地変は避けられない。が、しかし人災は避けられる筈だ。、