読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

紫外線防止商品、その効果は?

2012-06-27 09:14:36 | 科学
wsj日本版から

UVAやUVBといった紫外線から肌を守ることをうたった商品には事欠かない。だが、これら洋服から洗剤までの各種商品の効果や価値をどう測ればよいだろうか。

 紫外線を効果的にブロックするためには、紫外線防止効果を示すSPF値もしくはUPF値が30以上でなければならず、二酸化チタンや酸化亜鉛が含まれていなければならない、とエール大学の臨床准教授で皮膚科医のモナ・ゴハラ氏は指摘する。なかにはアボベンゾンが含まれているものもあるが、ゴハラ氏によると、同じような効果があるという。

 アパレル小売りのGAP(ギャップ) GPS -3.22% やL.L.Bean(エルエルビーン)は二酸化チタンや酸化亜鉛をしみ込ませたシャツやショートパンツなどの商品を販売している。ゴハラ氏によると、これらの商品はUPF値が30以上であれば、購入する価値はあるという。通常のTシャツ、特に色が薄いものや織目の粗いものなどは紫外線の遮断効果は十分ではないという。

 洗剤に混ぜて使用する「サンガード」にはチノソーブが入っており、メーカーのフェニックス・ブランズによれば、UPF30まで衣類の紫外線ブロック効果を高めるという。洗濯回数20回まで効果が持続する。(ただし、ポリエステルやナイロンといった合成繊維には効果はない。)サンガードは米皮膚ガン財団が推奨しているほか、ゴハラ氏を含む皮膚科医にも支持されている。

 ゴハラ氏によると、紫外線防止をうたうシャンプーも髪の毛を紫外線のダメージから守る効果があるかもしれないが、頭皮は別だ。髪の生え際には日焼け止めクリームが必要だ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿