読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

中国の食品偽装

2008-07-11 10:23:24 | Weblog
活字中毒のモモさんと言う人が紹介している本
「中国ニセ食品のカラクリ」  富坂 聰著 角川学芸出版から
日本の食品偽装事件が後を絶たないが中国のそれはもっと強烈なもののようだ。モモさんのマガジンから文章を引用させて頂いた。
中国の「ニセ卵」作りは私も一度テレビで見たことがあった。日本では
卵の値段は物価の優等生と言われるくらい安価である為、偽の卵など
作っても材料費の方が高くつくのでは?と思うが中国ではそうでもないらしい。
偽卵の作り方は簡単で、殻は石膏の粉と食用パラフィンが原料で、中
身は海藻酸ナトリウムとゼラチン、みょうばん、でんぷんなどを
混ぜて作る。本物そっくりの卵になるそうだ。これはテレビで見た。
本当にその通りで見た目は見分けがつかない。これを、本物の卵の中に
紛れ込ませて流通させる。卵一個の値段が3円程度で、偽卵の製造コストは
0.75円。一日辺り1500個の生産が可能だそうで、そうすると、一日の利益が
3400円くらいになる。
たかだか3000円、と考えてしまいがちだが、農村では年間の現金
収入が1万円程度という家庭も多い。3000円は大金だ…。
他に偽のミルク、偽の牛乳は水道水に粉ミルク、食用の白い色素を溶かしたものが
混ぜられている。牛乳に水を混ぜると酸化するので、それを防ぐために洗剤や、ひ
どい話だが牛の尿を混ぜる例もあったという。



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