読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

一家言

2012-06-16 09:54:11 | 読書
「一家言有る人」と言えば、独自の意見や見識を持つ
人を言う。「一家言」は元は司馬遷の「史記」に見える
言葉である。「太史公自序」でこの書を著した動機や趣旨
を述べ、先人の書の大要を網羅し「一家の言を成し」たと
言う。