大相撲九州場所11日目は横綱白鵬がただ一人1敗、小結朝乃山が2敗で追っています。
相撲取りには怪我がついて回ることもあり、それを克服して帰り咲こうとしている力士もいて、思わず拍手を送りたくなります。
元大関で西幕下10枚目の照ノ富士(27=伊勢ケ浜部屋)が関取復帰に王手をかけた。東幕下45枚目の平戸海(19=境川部屋)との5戦全勝同士の一番をものにして無傷の6連勝。幕下15枚目以内で7戦全勝なら翌場所の十両昇進が最優先となるため、7番相撲は十両だった昨年夏場所以来、10場所ぶりの関取返り咲きを懸けた大一番となる。
西序二段106枚目元幕内宇良の対戦相手は今年の夏場所で初土俵を踏んだ中卒の16歳、ザンバラ頭の千代虎。 軍配は宇良に上がったものの、物言いがつき、協議の結果、宇良の右手がつくのが早く、行司差し違いで千代虎の勝ちとなった。これで5勝1敗、この1敗で3段目昇進は厳しい。
そんな厳しいスポーツの世界、一日も早く「中入り後」の相撲に復帰して、華麗な勝ち姿を見たい力士二人です。