升井紘 浮沼亭日記

新型コロナも土砂災害も飛んで行け!

政治家と憲法学者、どっちが正しい?

2015年06月06日 00時15分54秒 | 日記

広島ブログ 

 

日ハム3連戦で徹底的にたたきのめされたカープですが、昨夜はヒヤヒヤドキドキながら、地元7連敗から脱出しました。雨の中スタジアムに駆けつけたファンの皆様、おめでとうございます。「辛口」は所用でスタジアムに出かけることが出来ず、雨の心配のない田舎ドームから応援しました。

それにしても9回表の1点差に戸田&中崎で締めくくった緒方監督、良い度胸をしています。何事も「勝てば官軍」です。

 

1日遅れではありますが、こんな「超珍ニュース」には驚きました。

 

4日に行われた衆議院憲法審査会の参考人質疑で、安全保障関連法案を巡って、自民党・公明党・次世代の党が推薦した早稲田大学法学学術院教授の長谷部恭男氏が、「集団的自衛権の行使が許される点について憲法違反だと考えている。従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明がつかず、法的な安定性を大きく揺るがすものだ」と述べるなど、3人の学識経験者がいずれも、「憲法違反に当たる」という認識を示しました。

 

自民・公明・次世代が呼んできた憲法学者が、政府提出の安保関連法案を憲法違反だと言ったのですからお笑いです。いえいえ、憲法違反は当たり前と認識していますが、政府の閣議決定をいとも簡単に憲法違反と切って捨てたのですから、痛快です。

 

菅官房長官が、記者会見で、「憲法解釈として、法的安定性や論理的整合性は確保されている」と反論したほか、自民党の谷垣幹事長も「手だてを尽くして今後も説明し、国民に理解を求めていく」と述べるなど、政府・与党は、今の国会で成立を期す方針に変わりはないとしています。

 

菅さんや谷垣さんがこのように申していますが、日頃有識者の言動をお宝のように有り難くいただきながら、こと反対見識を出されると、手のひらを返したように 「自分たちは憲法学者よりも優れている」 とばかりに開き直るのですから政府与党の困惑振りが目に見えるようです。

 

与党内では 「あんな学者を誰が推薦したのだ!」 と大騒動でしょうが、国会議論の中で屁理屈をこね回しながら、昔学校で習った 「違憲立法審査権」 一体誰にあるのかよく勉強して正当論を振り回してみてください。どんな珍答弁が出るのか楽しみです。

 

 

 

 

 

 

読み疲れ恐れ入ります。

 

 広島ブログ