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“イエス-道”という視点から、人生を生きる秘訣・コツを考える“斬新的な聖書リサーチ”

映画『君の膵臓をたべたい』の深読み⑪ “君がくれる日常1”

2018年11月25日 17時44分43秒 | 映画ブログ

 

君がくれる日常

 

 Osann :  「ところで、高校の屋上で、春樹に桜良はこう

     言ってたよね。

       『君にしか話さないって決めたんだ。

        君はきっと ただ1人、私に普通の毎日を

        与えてくれる人だから。』


     また、夜に 春樹が最後に病室で会った時に、桜良が

     自分の頭を春樹の肩に寄せて、しみじみと言ったんだ。

       『こうして 君といられて よかった。

        君がくれる日常が、私にとっての宝物

        なんだ。』


     この2つの言葉は、同じようなことを言ってるん

     だけど、最後に桜良言った方の言葉に

     とても重みがあって、聞いてて感動したよね。

     何度観ても やはり ぐっと込み上げてくるものが

                    あるよね。


     最初の言葉を桜良が語ったのは、春樹と関わるように

     なって間もなくの頃だったからね。

     ところが、最後の方の言葉を語ったのは、桜良と春樹

     の関わりが深まり、互いの心がだいぶ通い合っていた

     頃だったしね。

    

     桜良にとって“宝物”とも言える『君がくれる日常』って

     どういう意味だと思う❔」


ハジメ: 「何となくわかるんだけど、どう言い表したらよいか

     言葉が見つからないよ。」


Osann: 「そうだよね。

     今回は、桜良が言ってた『君がくれる日常』という

     言葉に、一体、どのようなニュアンスがあるのかを

     深読みをしてみたいと思うんだ。」


ハジメ: 『それは、面白そうだね。興味津々。』


Osann : 「この『君がくれる日常』という桜良の言葉の謎を

      解くことにおいて参考になるのは、竹内マリヤの

     『いのちの歌』の歌詞じゃないかな。

     これは以前、NHKの朝ドラの主題歌にもなったもの

     なんだけど、知っている❔」


ハジメ: 「うん、知ってるよ。確か、茉奈佳奈が歌ってたよね。」


Osann :   「そう。

     実はね、この歌詞の内容が、映画キミスイに秘められ

     ているメッセージを読み解いていくために役立つと

     思うんだ。


      『生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに·····

       この星の片隅で めぐり会えた奇跡は 

       どんな宝石よりも  たいせつな宝物

       泣きたい日もある 絶望に嘆く日

       そんな時 そばにいて

       寄り添う あなたの影 ··············

       本当にだいじなものは  隠れて見えない

       ささやかすぎる 日々の中に 

       かけがえのない 喜びがある······


     春樹は、最後の“真実か挑戦”ゲームに勝って

     桜良に聞いたことは、

      『君にとって、生きるとはどういうこと❔

     だったし、雨の夜に玄関で桜良が春樹に言った

     ことは、

      『君がしてきた選択と 私がしてきた選択が

       私たちを会わせたの。 

       私たちは、自分の意思で出会ったんだよ

     だったよね。桜良が、春樹とのこの出会いを偶然や

     運命とかで片づけるのではなく、貴重な宝のような

     ものとして位置づけていたことがわかるんだ。

 

     また、検査入院して怖くてどうしようもなかった時に

     春樹が寄り添ってくれたり桜良から夜に携帯電話が

     かかってきた時に、桜良の様子がおかしかったのを

     感じ取って、春樹が走って病室の桜良に会いに行った

     こともあったよね。この時も、春樹は桜良に寄り添って

     いたんだ。このような状況で、桜良が自分の頭を春樹の

     肩にそっと預けて、こう言ったんだよね。

      『だから、こうして君といられてよかった

       君がくれる日常が、私にとっての宝物なんだ


      このようにみてくると、『いのちの歌』の歌詞の内容と

       かなり符合していることがわかるんだ。

 

     そして、桜良が言いたかったことは、単に日常』を

     くれたから それが桜良にとって宝物だったということ

     なのではなく、“本当にだいじなものは  隠れて

     見えない”、つまり、この貴重な宝物を春樹の内に

     桜良は確かに見つけていたいう事実が重要なので

     あって、この点を見逃してはいけないと思うんだ。


     だから、桜良が『君がくれる日常が、私にとっての

     宝物なんだ』と言った時、君が私に与えてくれたのが

     “取り繕った日常”ではなく、“普通の毎日”や“日常”

     だったから宝物だった······という意味で言っていた

     のではなかったと思うんだ。

     そうではなくて、“春樹と心を通わせることが

      でき、さらに、春樹の素直な思いも

      しっかりと伝わってきたからこそ、

      その春樹がくれる普通の毎日、日常が

      私にとって宝物そのものだった。

      そのようなささやかな日々の中にも

      喜びがあり、本当の幸せを私は感じる

      ことができたよ。” 

                    こう桜良は本当は言いたかったんじゃないかって、

     私は思うんだ。


ハジメ: 「う····ん。なるほど。おそらく、そういうことなのかも

     知れないね。


                    ところで、このことは聖書の真理と何かリンクして

        いるの❔」


Osann : 「実は、密接にリンクしているんだ。それはね、聖書を

     よく読むと、目に見える神のすごい奇跡を目の当たりに

     しても、時間が経つと また神から離れ去っていった

     ケースがいっぱいあるんだ。


     たとえば、出エジプトの時にイスラエルの民がモーセに

     引き連れられて、神の数々の奇跡を体験してエジプト

     での奴隷から解放され、エジプトから脱出したにも

     かかわらず、神への信仰には繋がらなかったんだ。

     

     また、イエスが数多くの奇跡や病気の癒しを神の力で

     行って、大勢の群衆がイエスに従ってきていたんだ

     けど、やがてつまずいてイエスから離れて行って

     しまって、最後は 弟子たちだけが残ったんだ。


                     つまり、肉眼で見えるような“神の華々しいわざ”に

     よって、本当の信仰が生まれるとか、信仰が確立して

     いくということは難しい······ということなんだ。


     ささやかな日々の中に、何げない日常、一見、あたり

     まえの毎日のように思える中にこそ、実は、“目に見え

     ない大切な宝物”が隠れているんじゃないかって思う

     んだ。


     “真実の神”を見いだすことにおいても、同じようなこと

     が言えると思う。

     つまり、“非日常”的な出来事や体験を通して、真実の神

     に対する確かな関係を築いたり、神との絆を結んだり

     することは、決して 簡単なことではない·····ということ

                    なんだ。


     ところで、人はどうやって “真実の神”を知り、正しい

     関係を築いたり、絆を結んだりすることができるように

     なると思う❔ 


     質問を換えると、イエスは『天国は、畑に隠してある

     宝のようなものである』と語ったんだけど、その宝が

     隠してある“畑”というのは、何だと思う❔ 」


ハジメ: 「う~ん。ちょっと待って。·········

      キリスト教を信じている人たちだったら、ふつう

      その”畑”というのは『聖書』って答えるんじゃない

      のかなあ❔」


Osann :   「私は、大きく分けて 3つあるんじゃないかって、

     思っているんだ。


       ① 聖書を通して❗❔

       ② 自然界を通して

       ③ 人(ヒト)を通して


① 聖書を通して❗❔


     この3つのうち、『① 聖書を通して』のところに

     ❗❔を付けたのは、答えとして微妙だったから。

     このことに関しては、少し説明を加える必要がある

     んだ。·······」


ハジメ: 「そう言えば、福音書を読むと、聖書に精通していた

     はずの律法学者やパリサイ人といった人たちは、結局、

     イエスを神から遣わされた神のひとり子として認める

     ことも、受け入れることも、信じることもしなかった

     よね。」


Osann :   「そうなんだ。

     確かに『聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれた

     もの(テモテ第2の手紙3章16節)ではあるんだけど、

     でも その聖書の知識に精通しているからといって、

     その人が必ずしも“永遠の命という宝を見つけるとは

     限らないんだ。

     

     イエスご自身、あなたがたは、聖書の中に永遠の

     命があると思って調べているが、この聖書は、

     わたしについてあかしをするものである。』(ヨハネに

     よる福音書5章39節)と言ってるんだ。


     つまり、“永遠の命という宝”は 聖書そのものにある

                    ということではなくて、聖書の中に登場している

     イエスのうちに隠されているということなんだ。


     で、使徒パウロは、こう言ったんだ。


    『れは彼らが、心を励まされ、愛によって結び

     合わされ、豊かな理解力を十分に与えられ、

     神の奥義なるキリストを知るに至るためである。

     キリストのうちには、知恵と知識との宝が、

     いっさい隠されている

      (コロサイ人への手紙2章2節~3節)

 


     さらに、イエスに対して好意的な人たち、また

     イエスを慕っていた人たちであっても、イエスの

     うちにこの『宝物』を見つけることができたかどうか

     においては 大きな開きがあったんだ。


     たとえば、マルタとマリヤの姉妹。

     姉のマルタはイエスとその一行を歓迎し、その接待に

     時間をさき、忙しくしていたんだけど、

     その姉とは対照的に、妹のマリヤはイエスの足元で

     あたかも“吸い取り紙”のようにイエスの口から語られる

     言葉を一言も聞き漏らすまいと、心を澄まして

     聞入っていたんだ。


     すると、それを見ていた姉のマルタは、接待を自分に

     任せっきりで、ただイエスの話を聞き入っていた妹の

     マリヤの振る舞いに不満を抱いて、イエスに向かって

     ズバリこう言ったんだ。


      『主よ、妹がわたしだけに接待をさせているのを、

         なんともお思いになりませんか。

                           わたしの手伝いをするように妹におっしゃって

                           ください。』(ルカによる福音書10章40節)


     その時、イエスは 『マルタよ、マルタよ、あなたは

     多くのことに心を配って思いわずらっている。

     しかし、無くてならぬものは多くはない。

     いや、一つだけである。マリヤはその良い方を選んだ

     のだ。そしてそれは、彼女から取り去ってはならない

     ものである』(ルカによる福音書10章41節~42節)

     答えられたんだ。


     つまり、マリヤはイエスの内に“目に見えない貴重な

     宝”があることを敏感に察知して、それに引き寄せら

     れるようにイエスが語る真理の“”に耳を傾ける

     ことを、イエスとその一行を接待することに優先

     させたというわけなんだ。


     言い換えれば、マリヤは自分の意思で、今という

     この瞬間”を大切にして、無くてならぬもの”を選んだ

     ということなんだ。」

    

*二人の興味深い会話は、『君がくれる日常(2)』へと続いていく(お楽しみに)**

 (2018年11月17日~25日)

 

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