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松柏会12月例会(前立腺の病気)

2005-12-09 21:11:21 | お出かけ
 本日は「前立腺の病気について」現堺市立病院泌尿器科部長岸本知己氏の講演であった。前回に引き続いて得難い現役医師のお話であって、聴衆も81名の多きに達した。この病気は大きく分けて前立腺肥大症と前立腺がんに分け、前者は一般の治療、後者は患者の癌そのものによって治療は多岐に亘る。
肥大症の治療は患者の訴えから様々の検査をし、治療には1.薬物療法2手術療法3.低侵襲性治療等があり、手術では経尿道前立腺切除が一般で尿道ステント法も使う、そして尿検査、PSA測定、QOL、チェックシート排尿日誌等で経過を見る。
次の前立腺がんの場合は特徴が1.高齢者2.進行が比較的ゆっくり3.早期であれば根治が可能4.内分泌療法が有効等。他の体部の癌と違って早急性がなく5年経過しても生存率7割もある、またPSA値の高いほど癌の可能性が高い、PSA4以下なら安心、CTとMRIの検査法の区別、骨まで転移していると白く写る、治療の種類では手術療法、放射線療法、ホルモン療法、その他化学(抗がん剤)療法があるが日数がかかる。
以上講義の後数人の質問があったがどれにも親切に答えられていた。
またHPで調べるには  http://www.zenritsusen.com/

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