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サテライトの自由学校

2007-03-22 18:09:30 | お出かけ

恒例の自由学校があるので西宮に行ってきた。
○第1部 講師は女優の大山のぶ代さん「ドラえもんと歩んだ26年」と題してー涙と笑いのうちあけ話ーをした、1979年4月~2005年3月まで26年間、 TVまんがにてドラえもんの声を声優として担当した。今でも子供たちとの交流が深く、今日の相方野中美里キャスターもドラえもん漫画を見て育った1人で話が弾んでいた。女ことばも男ことばもしゃべれての愉快なおばさん、これからもこんなお友達とたのしく生きて行きたいと。
○第2部 東京大学大学院教授、伊藤元重教授の経済リポート
・日本経済過剰刺激の中での回復
20年来の超円安、30兆円近い財政赤字の景気刺激効果、長期化する超低金利を挙げ
この三因が日本経済のアクセルとなった。
・円安の背景(85年初の水準に匹敵する円安)
円安が日本企業の利益を追い上げている、異様なユーロ高、アジア通貨に対して円安の傾向、10年以上続いたデフレ傾向が結果的に円安方向になった。
・円安は続くのか
低金利日本から高金利アメリカへ資金が移動する、金利差がある限り円安は続く。
・財政健全化と景気
30兆円近い財政赤字(GDPの6%)があるが安倍政権の赤字削減政策のスピードの批判、消費税引き上げのタイミングでは膨大な政府債務と高齢化での社会保障費の膨張が問題。
・金利はどこまで上がるのか
前二要因で本格的な金利引き上げは困難、低金利は株価地価為替不動産が問題点。
・構造改革が生産性を引っ張る可能性
グローバル化する製造業、成長を実現しないと高齢化は乗り切れない。
・構造改革までに成功した産業
証券化と流動化と都市再生で変わった不動産業、激変した日本の情報通信(ブロードバンド接続は先進国最高水準になった)。

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