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七草粥

2010-01-07 08:39:46 | 季節の風物詩
 正月3日はあっという間、今日はもう7日である。七草の節句と言って七種の春の若煮を摘んできて粥を作り食べて健康を願った風習があった。子供の頃田舎では春の小川でお玉じゃくしやめだかを掬ったり、芹や野草を摘んだりした記憶がある。
秋の七草は秋に咲く花であるが、春の七草は食べる菜っ葉でセリ、ナズナ、ゴギョウ(母子草)、ハコベ、ホトケノザ、スズナ(白株)、スズシロ(大根)と指を折って唱え覚えたものである。今は都会にはそんな野辺もないし、デパートの野菜売場にまとめてパックにして売っている。味のこえた今ではうまくはないが息災を祈って毎年食べている。古い習慣とはいいもので正月の疲れた胃にはちょうどよい。