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阿波おどりツアー

2008-08-14 14:46:44 | お出かけ
  「旅の本棚」が阿波おどり見物ツアーを募集していたので家内と応募した。
13日1300宝塚駅前で観光バスに乗車した。既に大阪乗車組も入れて神戸に向う、地下鉄名谷駅にて神戸組を追加し一行総勢40名、明石海峡大橋をわたり淡路島に入る。
淡路SAにて一休み後、若いガイドさんの声に耳を欹てる、天気よし声よし景色よし、ゆったりしたスケジュールなので年輩者が多い車内の期待ははずむ。余裕を見て南あわじの直原玉青画伯の滝川記念美術館による。大正昭和初期の墨水南画の巨匠で当地出身の人らしく大画伯らしい作品と支那風の建築美術館が印象的であった。
鳴門海峡大橋を渡って一路徳島市に入る、阿波おどりは毎年8月の12,13,14,15日の4日間徳島市全市を挙げてのお祭りで毎年150万の観光客が集まるという、演舞場も市内数ヶ所に別れ、日没から夜半までそれこそ『踊るアホに踊らぬアホー、同じアホなら踊らにゃソンソン』大人から子供まで夫々の賑やかな衣装を纏って踊り狂う。

おどりを前に腹ごしらえと時間待ちに市南部の料亭「渭水苑」に入る。名を洩らしたが徳島の名ある人の豪邸の後を引継いだ料亭で、日没前の庭園を眺めながらの豪華日本料理、相客との1時間半の会話も弾んだ。
我々の観覧席は藍場浜演舞場、予約時間は2030ー2230の2時間、向い合う観覧席の前を次々に笛太鼓三味線に合わせ美しい衣装で踊りながら過ぎていく各連各連の群れ、立ち止まっては踊りを盛り上げる一団、観客も大声で張り上げての拍手叫声、まさに踊り狂った2時間もあっという間であった。
演舞場から5分歩いてシャトルバスに乗る、そこから吉野川河原に駐車していた我がバスに戻る。ツアー会社の好意により八万温泉というレジャー銭湯に寄って夏の夜の汗を流し、帰路のバスは往路寄った淡路SAにて時間調整のため3時間の仮眠、明石海峡の日の出を拝み再出発、名谷、宝塚それぞれ始発電車に合わせ
名残を惜しんで下車した。