お出かけ

ブログ

サテライトの自由学校

2006-08-16 21:20:27 | お出かけ
 台風の影響か陽射も和らいだので西宮へ出向いた。今日の自由学校
第一部は『山を楽しんでみませんか』と題して四季ハイキングクラブ会員の滝富夫氏のお話。氏は東京学芸大学卒業後ずっと都内の学校で教鞭をとり、1994年60歳で定年退職する前から山歩きに取り付かれ現在も前記クラブの会員である。
今までに登ったアルプスや海外でのヒマラヤ、スイスアルプスの風景、高山植物動物昆虫類のたくさんの写真を披露して山歩きの魅惑楽しさを語った。そしてこれから始めようとする人への指針として
○登山計画を立てる前に ●体力・体調にあったコースの選定●コース・歩程時間・交通機関の確認●行動予定表の作成●山岳保険に加入
○登山の原則 ●準備体操を忘れずに●歩幅を狭くゆっくりと歩く●挨拶と譲り合い●水分をこまめに取る

第二部は『病は気からの免疫学』と題して新潟大学大学院医歯学総合研究所教授安保 徹氏(医学博士、国際的に活躍する免疫学者として注目)人はなぜ病気になるのか、どうしたら病気がら逃れられるか、誰もが知りたいところである。先生の講話は
○自律神経と体の機能
血圧、気道、心拍、胃、消化管、白血球(顆粒球・リンパ球)は交感神経アドレナリンと副交感神経アセチルコリンの上昇下降によって左右される。
○白血球の自律神経支配
自律神経系は血流、白血球の多少は交感、副交感神経の優位に寄って左右される。
○体温と自律神経
健康な体温は36.0度~37.0度であるが、交感、副交感神経のバランスによっては健康体温から外れる→病気。
○症状と対処療法
冷やす・クスリ→組織破壊
痛み・腫れ・発熱(炎症)→正常へ
○病気になる要因
1.長時間労働 2.夜更かし 3.心の悩み 4.薬の飲み過ぎ 5.体を冷やす
○免疫を高める大切なこと
1.食事 2.入浴 3.軽い体操 4.笑い

お話の大意は以上であったが、先生は東北訛りがあり聞き取りにくかったので詳細を知りたい人は先生の著書を読まれることをお薦めする。