【「殿」と「様」の違い
社会人でも案外まちがって覚えている人が多いのが「殿」と「様」の使い分け。
役所からの手紙には「殿」が使われている。会社での通常は「様」だが、
改まった書類になると「殿」も使われる。
この例から推測すると「殿」のほうが「様」よりもより敬意を表しているように
思えるが、本当は「様」のほうが上のようだ。
江戸時代では、武士一般の敬称として「殿」を使い、より高い身分の人には
「様」を使っていた。こうした例からも「様」が上位なのがわかる。
では、「君」はどうか?
これは、中国から伝わってきた敬称で、一国の君主のみ使われていた。
それが単なる目上の人への敬称になり、いまでは自分と同等か、
下の者への呼びかけに使われる言葉になってしまった。
このように、敬称というのは時代とともに大きく変わっていっている。
しかも、だんだん軽く扱われるようになってきているようだ。
今日の花 かんのんちく
花ことば スマートな淑女
今日の桜島
☆ 今 日 の 一 言 ☆
植物は枯れても根に生命を宿していれば、
いつか花を咲かせる。
うまくいかないときは
力をためて、
開花のときを待とう。
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