こうちゃん通信

鹿児島の不動産・日々の出来事やつぶやきをつれつ゛れに~

ホテル23

2009年07月17日 07時49分59秒 | 雑感
私が鹿児島市内のホテルに営業担当者として、勤務していた時に参考に

した、ホテルオークラ(東京)の客室課 蔵田理さんにノウハウの一部を

ご紹介します、ホテルにはプロならではの技が生きています。

暮らしの中にも応用できるかも知れません、ご参考に

●3つの健康
 
第一に、頭の健康です、ポイントは、問題意識をもち自分の至らない部分を

素直に受けとめいい方向にもっていけるかどうかです、つまりWHYなんですね

WHYの頭文字のWはWHY=なぜ?と常に問題意識をもつこと。

HはHOW=いかに解決に結びつけるかという意味。

Yは常にYESと言えるかどうかという意味です。

極端に言えば、カラスは白いとお客様が言えばハイといえる素直さが大切です

頭の健康とは、つまり素直さ、蔵田さんがかつて指導した新入社員で、

熊本の高校を卒業してすぐ就職した男性がいたそうです。東京に来たこと

もなく、見る物聞く物すべてが初めて。疑うことを知らず素直な彼は、

なんでも吸収してやろうと毎日が真剣、その結果、2~3年後には服装も

態度もすっかり立派に、素直さは人を成長させる大切な要素なのです

ちなみに後に彼は、入ってきた後輩を指導する立場になり、蔵田さんから

教えられたこと一語一句そのまま教えていたそうです。

「第二は、心の健康です。最近は、してもらって当たり前と思いがちで

甘えの構造が染みついてしまっている人が多いようです。

サービスは、待ちになってしまってはダメで前に出ていく気持ちが重要です

間違ってもいいから名前をお呼びして挨拶するとか、そうしないと、

いつまで経ってもそこから進歩しません。たとえば、夜、氷のオーダーが

あったら、翌日も言われなくても用意するというようなことが大切。

オークラクラブ会員の方の場合ゲストヒストリーがありますので、

それを参考にして必要なものをご用意しておくなど、ご自宅にいるような

くつろげる空間をご提供することが大事です。

待ちではなく、こちらから近寄ろうとする気持ちが心の健康なのですね

では、最後に三つ目の健康というと?

「基本ですが、体の健康です。風邪はひいたら治すのではなく、ひかない

自分をつくる。おかしいなと思ったら、そこで遊びに行かずに早めに

帰って薬を飲んで寝るという基本的なことを守ってない人が多いようです

ヨーロッパのある一流ホテルのレストランマネージャーの話ですが、

彼は年に数回しか休まないので、お休みしないのですか?と誰かが

聞いたところ、お客様に笑顔を提供できなくなったら休みます。

そう答えたそうです。これこそプロですよね。

三つの健康ができてこそお客様の前に立てて、笑顔ができるわけです

その中から、仕事の魅力もわかってくるのでしょうね


             今日の花  きぼうし  

             

             花ことば  沈静


☆  今 日 の 一 言  ☆

短い人生の中で、最も楽しいことは、

自分の心の波長と合う人との出会いです

                      稲盛和夫


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