こうちゃん通信

鹿児島の不動産・日々の出来事やつぶやきをつれつ゛れに~

ホテルマンの話②

2009年01月30日 07時47分13秒 | 雑感
私が鹿児島市内のホテルに営業担当者として、勤務していた時に参考に

した、ホテルオークラ(東京)の客室課 蔵田理さんにノウハウの一部を

ご紹介します。
 
ホテルにはプロならではの技が生きています。暮らしの中にも応用できる

カも知れません、ご参考に


お客様をお招きする時の心得

●“歓迎”の意味を込めて香りの演出を

前回、前の宿泊客の空気が感じられないよう、ホテルでは扉を開けた時の

臭いや空気感にはとても気を配っているというお話をしました。

どんなに豪華なインテリアだったとしても、眺望が素晴らしかったと

しても、前の宿泊客の空気が感じられてしまったら興ざめですね。

一般家庭でも、その家の温もりは大切にしたいものですが、不要な臭いは

消しておきたいものです。ちなみにホテルでは、消臭スプレーや脱臭機

などで臭いを消すそうです。

「ただし、ご家庭でお客様をお迎えする場合は、その方の好きな花を

玄関に飾って、いい香りを楽しんでいただくとか、あるいはお食事が

メインのお集まりでしたら、お料理のいい香りが玄関まで漂ってくるのは

素敵な演出ではないでしょうか。」

時間を長く過ごすリビングにばかり注意がいってしまいがちですが、

最初にお客様を迎えるのは玄関。それを忘れないようにしたいですね。


●温度に対する心配り

ところで、臭いの次に、ホテルで気を使っていることというと何ん

でしょうか。「温度です。お部屋が北向きなのか、南向きなのか。

また、今度お迎えするのは、外国の方なのか、日本の方なのかによって

も違ってきます。外国の方は暑いのがきらい、日本の方は寒いのが

きらいですから、それに合わせて温度を設定しておきます。

人それぞれ快適な温度というのは違いますから、可能な限り好みを

予測して設定しておくわけですね。先回りした心配りから生まれる快適さ

私たちも、外からいらっしゃったお客様にとって、心地よい温度か

どうかの気配りは心掛けたいものです。



         今日の花   【カルセオラリア】


         

      
         花言葉   「私の伴侶」


☆  今 日 の 一 言  ☆

誰でも、人生で自分のハシゴを持っている。

精一杯、上にのぼっている人もいれば、

気づかないで地べたに座っている人もいる。

                      (映画「タンポポ」)


 

 

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