あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

バルク・オバマに期待する

2008-11-06 01:11:39 | Weblog
 第44代アメリカ合衆国大統領はバラク・オバマ氏であった。
父はアフリカ人、母はアメリカ人である。アメリカ合衆国はじめての黒人の大統領が誕生した。
2年間にわたる選挙戦は民主党が勝利した。共和党ブッシュの8年間はどうだったのであろうか。イラク攻撃に始まり、9・11の同時多発テロ、北朝鮮問題、アフガニスタン問題、イラン問題など緊張は高まり同志であった。
経済では数年前からサブプライムローンが発端となって金融不安が徐々に世界に浸透してきたがついにあのリーマンブラザースが破綻した。しかし、アメリカは民間企業を助けなかった。それに続くAIGの破綻には公的資金を導入した。また、投資家にいいようにされた原油の値上がりで世界の経済秩序はガタガタと崩れた。世界の株価はどんどん下降し、その対策のために主要8カ国会議が11月中旬に開催される。
 混沌としている世界の現状。この原因はブッシュおよびその首脳たちの甘い判断だった。北朝鮮を悪の枢軸とまで言いながら最後は制裁の解除宣言までしている。
人権に敏感なアメリカが明らかに人権を無視した行為を繰り返している北朝鮮に強いことをいえない。むしろこの問題は六カ国協議の議題にはふさわしくない。日本と北朝鮮間で解決しなさいというような方向で動いている。横田さきえさんをホワイトハウスに呼んだのはただのパフォーマンスでしかなかったのか。
環境問題でも京都議定書から脱退した。一番先に入らねばならないアメリカが脱退とはなんでやねんである。
 昨日のテレビで評論家は過去の大統領で一番出来の良くない大統領とまで言っている。
 登場した民主党のオバマ氏は勝利宣言の中であのリンカーンの「人民の人民による・・・」を引用し、アメリカを変えねばならぬ、いやみんなで変えようと訴えた。アメリカの大統領は合衆国のみの大統領ではない。彼の発言で世界が右にも左にもかえるだけの力を持っている。
アメリカの責任でガタガタになった世界の秩序を回復してもらいたい。
小生が今年8月に訪れた若狭・小浜市のあちこちで「I LOVE OBAMA]の垂れ幕が並んでいた。
バルク・オバマの政策に期待するものである。

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