Jazz Tokyo #242 が更新された。カバーストーリーは横井一江によるファラオ・サンダース (1940~) 。1996年のドイツ・メールス・ジャズ・フェスから。近年レア・グルーヴを探索するヒップホップ世代により”スピリチュアル・ジャズ”の象徴として再発見された。剛田武は以下の記事を寄稿。
『Philip White and Chris Pitsiokos / Collapse』
⇒#1527 『Philip White and Chris Pitsiokos / Collapse』
音のIN/OUTの因果関係を崩壊させるサックス・エレットロニカ・ヴィヴァ
ノー・インプット・ミキシング・ボード奏者フィリップ・ホワイトと即興サックス奏者クリス・ピッツィオコスのデュオ第2弾。ノイズとメロディの二つの音の位相が絡み合い、未開の表現領域に肉薄する鮮烈なドキュメント。
『Chris Pitsiokos Unit / Silver Bullet in the Autumn of Your Years』
⇒#1528 『Chris Pitsiokos Unit / Silver Bullet in the Autumn of Your Years』
世界と音楽の終末観を突き破る異物=銀の弾丸としてのハードコア・ジャズ・ユニット。
ジャズはもちろんすべての音楽表現の先の先を追い求めるクリス・ピッツィオコス・ユニットのスピード感に満ちた新作は、世界と音楽の終末観を突き破る銀の弾丸である。
変容する
ニューヨークから
ピッツィオコス
Otomo Yoshihide & Chris Pitsiokos Solos & Duo Europe Tour 23rd - 30th May 2018
クリス・ピッツィオコスとの怒涛の欧州ツアー(7日間5カ国6コンサート)から無事帰還。演奏も凄かったけど彼の父親が私と同じ歳で誕生日も3日違いってことに軽くめまい。休む間も無く訳あって明日は岩手日帰り。来週は赤塚不二夫をテーマにしたフジオ音頭の録音週間に突入。凄いもんができそう。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) 2018年6月1日
Otomo Yoshihide & Chris Pitsiokos - Instants Chavirés - 24/05/2018
Otomo Yoshihide / Chris Pitsiokos - Live at Cafe OTO, London (25/05/2018) 1/2
Otomo Yoshihide / Chris Pitsiokos - Live at Cafe OTO, London (25/05/2018) 2/2
Otomo Yoshihide + Chris Pitsiokos -Tempo Reale Festival 30.05.2018
OTOMO YOSHIHIDE, chitarra elettrica e giradischi
CHRIS PITSIOKOS, sassofono
Video Franco Chiocca, registrato il 30.05.2018 alla Limonaia di Villa Strozzi
【NEWS】『別冊ele-king カマシ・ワシントン/UKジャズの逆襲』刊行
5月30日に『別冊ele-king』が刊行された。主特集の「カマシ・ワシントン/UKジャズの逆襲」に加えて、もうひとつの特集「変容するニューヨーク、あるいはジャズの自由(フリー)」が組まれている。NYのフリー・即興シーンを主な対象に、蓮見令麻によるコラムのほか、「対談:多田雅範×益子博之」を収録。また、新たな活動を続けるミュージシャンたちのマップを描き出すことを試み、あわせて、30枚のディスクを紹介している。JazzTokyo「Jazz Right Now」を大きく意識しつつ、細田成嗣を中心に、根田恵多、齊藤聡、定淳志が熱い議論をたたかわせたものである。さらにシーンの重要人物について、剛田武、dj sniff、原雅明、福島恵一、細田成嗣、松村正人、悠雅彦(本誌主幹)の各氏が「ミュージシャン・ファイル」を執筆。
⇒http://www.ele-king.net/books/006280/