A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

言葉を失う~忌野清志郎はもういない

2009年05月03日 01時22分45秒 | ロッケンロール万歳!
忌野清志郎氏が亡くなったことを知った。

私が彼の姿を最初に観たのは、パンクが勃興してきた頃のテレビの音楽番組で、そこでRCサクセションで登場、「雨上がりの夜空に」か「トランジスターラジオ」を演奏したのだ。化粧や衣装は当時としてはパンク風だったが、曲はもっと古くからの日本のロックを引き摺っているな、と感じた。

その後パンク云々は関係なく独創的なロック・バンドとしてRCサクセションが好きになった。仲井戸麗市(CHABO)氏のシャープなギターは勿論だが、何といっても忌野清志郎氏の誰にも真似できないねちっこいヴォーカルが魅力的だった。

ソロになってからはメンフィス録音など黒人音楽への憧れを正面に出したり、「君が代」のパンク・ヴァージョン、自転車愛好などで音楽以外にも話題になってきた。自由人としての彼の生き様に私は憧れてきた。

いったんは完治し昨年2月には武道館ライヴも行なった清志郎氏だが、病魔は他の部位に転移していた。それにしても58歳の死は早過ぎる。

天国で
ブルース歌え
ロック歌手

今は呆然として他に書くことが浮かばない。ご冥福を心から祈ります。
コメント
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