大の里、待望の逸材

5月26日（日）９時２０分に起きる。薄日が射す気持ちの良い朝。
ツツジの剪定は、花が終わって梅雨入り頃が適しているというので、
午前中に取り掛かる。剪定ばさみが古いので切れ味はイマイチだ
けど、ツツジは小振りなのですぐ終わる。
伸びた枝葉を刈り込んで寒々とした丸坊主になったツツジ、夏の
終わるころには青々した若葉で覆われるだろう。


午後からは例によって阪神タイガースと巨人のデーゲームのTV
観戦。
両チーム息詰まる投手戦、阪神が７回に1点先制したが、9回土
壇場に巨人の主砲・岡本のまさかのホームランで同点に追いつ
かれ、延長1０回にさらに1点奪われ阪神は力尽きた。
鉄壁の抑えを誇るゲラ、岩崎の2投手が崩されたのだから、仕方
がない。
長い1年間のペナントレース144試合の中にはこんな悔しい試合
もある。逆に阪神が勝って相手チームに悔しい思いをさせたこと
も多々あるだろう。
それが勝負の世界・・・と言ってしまえばそれまでだが、それに
しても毎試合、打線が貧しすぎる。主砲・大山をはじめ打者もっ
としっかり打って点を稼げ！
好投する投手陣、このままでは暑い夏にはへたばってしまうぞ。

大相撲の新小結の大の里が初優勝。デビューから7場所で超スピ
ード達成の新記録だ。石川出身で、地震被害の人たちに元気を与
えただろう。
大の里は大器の素質を持っている。優勝32回（6連覇：2回）・45
連勝などの不滅の記録を持つ昭和の大横綱・大鵬の再来を思わせ
るいい顔をしている。
まだ顔にあどけなさが残る23歳。でもインタビューに応える姿に
は、王者の風格が漂う。今後の最大の敵は「ケガと慢心」だ。こ
れさえ気を付けて稽古に励めばれば、「令和の大横綱」なることは
間違いないだろう。
大相撲界を背負っ立つ待望の逸材が生まれたことを、喜びたい。