楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

教授の愚痴

2006-04-10 00:32:28 | 人間
私の愚痴ではありません。
愚痴につきあって疲れたという愚痴です。これってやっぱり私の愚痴か!?

帰国そうそう、休日だというのに学会の役員会。そしてその後の飲み会。
時差ぼけのためか、昼の会議は眠い眠い。
しかし、夕方になると冴えてくる。あれ、これって出張前のパターン?

さて、飲み会で、東京へ出てきたある大学の先生の愚痴が始まった。
愚痴とは、愚かで痴情なものいいのこと。

あいつはどうだ、こいつはどうだ。次から次へと、始まる悪口。じーと聞くしかない。が、心の中は「おーい!そんなに愚痴ると、お前も他で言われているぞー!」

さる教授「最近の若いもんは、細かくていかん。あいつは駄目だ。こいつも駄目だ。寝ずに講義の準備、会議の準備。しかしできてくるものはつまらない。大局を忘れている」
私「お、それっていいじゃん!絶対的時間不足を体で学ぶ中から大局観は身に付くんでないの?」

さる教授「うちの研究科長はいかん。その場の思いつきで、強引に進める。人心を掌握していない。やっと過半数の支持である。おれならああはならん。」
私の心の中「xxさん、<俺が俺が>のxx、主観のxx、と呼ばれて長いけれど、変わりませんね。」
私の心の中「実にこの種のタイプ、<人への悪口>と<俺が俺が>の組み合わせタイプが研究者?には多い。なぜだ?研究は人の仕事を批判してなんぼ、の世界だからから?」

私「ちょっと話を変えて、あいつはいい。こいつはいい。という話をしません?元気な若者の話」
さる教授「そんな奴はほとんどいない!困ったもんだ!」
私「ええ!?」
私の心の中「あいつはだめ、こいつもだめ、結局いいのはあなただけ?それを、人は「裸の王様」教授というんでないの?」

そこで席を変え、別な人と、もうちょっとまじな欧州の最新事情、今後の日本の展望などの話をやっとできた。
自分へ。「お疲れの一日でした。明日から出勤開始!」
コメント
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