虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

自分で大きくする

2015年01月18日 | Weblog

それほど寒くない1月でよかった。

これから、まだ先があるが、このままの冬で終わって、春が来て欲しい。

 

年をとると時間が早いと言うが、たしかにその通りで、とにかく一週間があっという間に過ぎる。

バイトも、半年続けばいいかなって、思っていたが、半年はゆうに過ぎた。

朝は、「もう命も終わりか」って、過去を振り返っているかもしれない。

昔、友人が交通事故にあった。

事故の瞬間は、本人は平気で立ちあがり、すたすたと歩いて帰った。

すぐに病院いけば助かったかもしれない。

異状を感じるまでに時間があったが、事故の瞬間を話してくれた。

あっと、感じた時に、とにかく、子どものころからのことを瞬時にすべてを思い出して、映像が頭をよぎったという。

 

人間は、というと語弊があるが、つくづく自分は成長しないものだと思う。

年取っても、お金は欲しい、健康も欲しい、アレもコレも欲しいと思う。

あいつは嫌いだ、こいつはバカだと、心の中で思う。

負ければ悔しいし、勝てばうれしい。

 

こんな映画があったという。

アメリカ人が、ネパールだか、ブータンか、知らないけれど旅行した。

アメリカ人は、身体を鍛えて、金メダルをとるために練習に余念がない。

努力を惜しまない。

これが、つまり、こうすることはおそらく多くの世界の共通の価値観だろう。

ところが、ブータンの人は、

「私たちは、その他人に勝とうとする気持ちをどうすれば棄てられるか、それに努力している」

っていう場面があった。

 

社会環境は様々で、これだっていう普遍的な生き方、価値観はない。

無いなら、自分でとにかく生きていくしかないだろう。

 

元朝日の、慰安婦記事を書いた記者だが、訴えを起こしたと言う。

それほど、とらわれないで、素直に間違いを認めて、謝罪をすればいいものをと、思う。

まいた種に自分が振り回されて、あれが悪い、これが悪いと大騒ぎしても、事態は好転しないだろうに。

禍は、実は考えている以上に深刻ではないだろう。

自分で自らの禍を、より大きくしている。そんな気がする。

 

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