虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

藁一本

2011年12月23日 | Weblog

独裁者が亡くなって、メディアはいろいろな角度で取り上げている。

外国の独裁者はたった一人だから、独裁だと直ちに理解できるが、そうでない場合は、なかなか独裁を実感できない。

独裁者は、たった一人の気まぐれな意見でも、簡単に通ってしまうという印象があるが、このあたりはどうなんだろうか。

けっこう難しいのではないかと思う。そうであっても、一応はみんなの意見だって聞くだろう。

独裁者が一番困るのは、おそらく民衆と不満分子だろう。

そのためには常にエネルギーを使わなければならない。民衆と不満分子に満足感を与えることができればそれが一番いいのだろうが、実際は困難で、多くの場合は恐怖で抑え込む方法をとっている。

 

日本は、官僚による独裁にちかいことをやっているのではないか。巧妙すぎて実感を持てないが、見事にコントロールされている。

あまり調子に乗ると、藁一本で爆発してしまうかもしれない。

日記@BlogRanking

 

コメント
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