哲ノート

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トロッコ列車に乗って -トロッコ列車と白エビを堪能するツアー3-

2014-10-24 00:01:08 | 行ってきました
黒部峡谷鉄道はもともと黒部川の電源開発のための資材運搬用鉄道で、数少ない軌間762mmの特殊狭軌(ナローゲージ)での鉄道です。

電気機関車がトロッコ列車牽引して黒部川沿いに欅平までの20キロあまりを1時間20分くらいで運転されています。

急峻な黒部峡谷を岩盤にへばりつくように縫うように進みますから、様々に変わる車窓を楽しみながらどんどん登り進みます。

  

今日は朝からシトシトと雨が降り続くあいにくの日ですが、これはこれでまた“幻想的”でいい感じです。紅葉も始まっており1時間20分の時間もあっという間に過ぎてゆきます。

終点の欅平駅の手前の鐘釣駅で団体ツアー客のおじいちゃん・おばあちゃん(宇奈月ツアー客は平均年齢高し)がほとんど降りてしまいました。

欅平同様、観光スポットが多く鐘釣の方が観光施設が充実しているからだと思います。

 

終点欅平は黒部川と祖母谷が分岐しているところにあり、黒部第三発電所があります。

ここから上流はもっと急峻になり、一般客はここらで入山は困難になります。

 

駅周辺はもう山ん中ですから、施設はあまりなく黒部の澄み切った、でも荒々しい流れをただ見るだけにとどまります。

祖母谷方向にはひなびた温泉地がありますが、まわりすべてが自然の中ですから、さほどにぎわいもなくただ見て終わりって感じで、

最初に抱いていた「黒部の険しい自然」というワクワク感がちょっと“かたすかし”をくらった感じでした。

  

まあ短時間でもトロッコ列車の旅を楽しめただけでも良かったかな。(話のネタにもなるしね)

これは…というイベントもないまま、時間もすぎて欅平から宇奈月にトロッコ列車でもどります。時刻も夕方五時を過ぎると急速に夕闇が身を包み

列車が出発する頃には景色がまったく見ることが出来ないくらい“真っ暗”状態に。

帰りは景色を楽しむではなく、ただ“荷物”のようにトロッコ列車に揺られて移動するような感じで、本日の宿泊先宇奈月温泉に戻りました。


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