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シューベルトの音と 生涯から...

2013-06-27 23:13:52 | 音楽について
2冊の本を読んで、感じたことば。

シューベルトの生涯と作品 藤田晴子著
はしがき から

管弦楽曲のイメージ「長すぎる」「難しすぎる」

シューベルトのメロディ、転調、リズムは定評がある。大げさな身振りはしないで人の心に染みとおる。喧騒の世を潤すかけがえの無い作品である。癒しの音楽である



シューベルトの手紙 實吉晴男訳・解説
終りにかえて から

若くて同時に老いていたのである。
決して到達できない高さに、三十そこそこでシューベルトはすでに達してしまったのだ。
この星の上の年数はすべて等価なのである。

彼の悲願はオペラによる成功であり、目標はミサ曲とシンフォニーへの道を切り開くこであった。

アインシュタイン
「...あらゆる現代音楽を超えてさらに未来を志向している」
シューベルトの音楽は「未来」の音楽なのだ。さらに極言すれば、弥勒の世にいたってはじめて評価の定まる音楽といっていい。


心に残る言葉でした。



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