喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

浄瑠璃寺

2010-11-28 | 寺・仏像

三連休二日目は京都と奈良へ。
関西本線を使って、浄瑠璃寺と法隆寺へ行ってきました。
法隆寺まで切符を買って、



加茂(京都府木津川市)で途中下車。
コミュニティーバスで浄瑠璃寺へ。


山門

まず東の薬師如来に苦悩の救済を願い、

 
三重塔(国宝)

本来なら、この、三重塔内に安置されているのだけど、
現在、塔が修理中で阿弥陀堂に移されていました。
秘仏なので閉扉されていて見ることができませんでした。

この塔の前でふり返って、


九体阿弥陀堂(国宝)


一体一体の如来に堂前に板扉(窓)がある

池越しに彼岸の阿弥陀仏に来迎を願うのが、
この寺の本来の礼拝だそう。

九体阿弥陀如来像(国宝)

九つの往生の段階があるという考えから、
九つの如来をまつってある。

太陽の沈む西方極楽浄土へ迎えてくれる来迎仏である
阿弥陀仏を西に向かって拝めるよう東向きに、



前に浄土の池をおき、その対岸(此岸)から彼岸に
来迎仏(阿弥陀如来)を拝ませる形にしたのだそうです。

ここへ来たのはこのお方にお目にかかるため。

 
吉祥天女像(重文)

このお方がいらっしゃった場所は



厨子の中に入っておられ、
年に3回しかお目にかかれない。

この寺のご本尊は阿弥陀如来かなと思っていたら
薬師如来だそうです。

薬師如来はこの寺の名前にもなっている
東方浄瑠璃浄土の教主で、
過去世から送り出してくれる仏で、過去仏といい、
遠く無限に続いている、過去の因縁、
さらには現実にある苦悩をのりこえる力を薬として与えてくれ
西方極楽浄土へ送り出す遣送仏だそうです。

今度は、是非、この、薬師如来像を見に来たい!



※仏像の写真は浄瑠璃寺で買ったものです。
  堂内は撮影禁止












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