三連休二日目は京都と奈良へ。
関西本線を使って、浄瑠璃寺と法隆寺へ行ってきました。
法隆寺まで切符を買って、
加茂(京都府木津川市)で途中下車。
コミュニティーバスで浄瑠璃寺へ。
山門
まず東の薬師如来に苦悩の救済を願い、
三重塔(国宝)
本来なら、この、三重塔内に安置されているのだけど、
現在、塔が修理中で阿弥陀堂に移されていました。
秘仏なので閉扉されていて見ることができませんでした。
この塔の前でふり返って、
九体阿弥陀堂(国宝)
一体一体の如来に堂前に板扉(窓)がある
池越しに彼岸の阿弥陀仏に来迎を願うのが、
この寺の本来の礼拝だそう。
九体阿弥陀如来像(国宝)
九つの往生の段階があるという考えから、
九つの如来をまつってある。
太陽の沈む西方極楽浄土へ迎えてくれる来迎仏である
阿弥陀仏を西に向かって拝めるよう東向きに、
前に浄土の池をおき、その対岸(此岸)から彼岸に
来迎仏(阿弥陀如来)を拝ませる形にしたのだそうです。
ここへ来たのはこのお方にお目にかかるため。
吉祥天女像(重文)
このお方がいらっしゃった場所は
厨子の中に入っておられ、
年に3回しかお目にかかれない。
この寺のご本尊は阿弥陀如来かなと思っていたら
薬師如来だそうです。
薬師如来はこの寺の名前にもなっている
東方浄瑠璃浄土の教主で、
過去世から送り出してくれる仏で、過去仏といい、
遠く無限に続いている、過去の因縁、
さらには現実にある苦悩をのりこえる力を薬として与えてくれ
西方極楽浄土へ送り出す遣送仏だそうです。
今度は、是非、この、薬師如来像を見に来たい!
※仏像の写真は浄瑠璃寺で買ったものです。
堂内は撮影禁止
最新の画像[もっと見る]